一見ただの「アクセサリー」刻まれた文字をよく見ると… じつは超優秀な代物だった
警視庁が、緊急時にも役に立つ「アクセサリー」について紹介。実際に事故や災害の際に役立ったというケースも。
警視庁警備部災害対策課が14日、公式X(旧・ツイッター)を更新。緊急時にも役立つアクセサリーについて紹介している。
■防災グッズに
同課では、「ドッグタグを知っていますか? 金属プレートに名前や連絡先などを刻印して、ネックレスとして身につけるなど人気のアクセサリーです。緊急時は、身元確認などにも有効活用できます」と説明。「お子様に持たせたり、防災グッズに加えてみてはいかがですか?」と呼びかけた。
画像を見ると、楕円形のプレートに氏名や出身地、電話番号、血液型、生年月日の情報が刻印されている。同課では「紛失、個人情報の管理には十分ご留意ください」と注意も添えている。
■身元確認に役立ったケースも
ドッグタグは、軍隊において兵士の個人識別に使用される認識票のことで、米軍内でのスラングから“ドッグタグ”と呼ばれるように。近年ではIDタグとも呼ばれている。
最近では、一般向けのアクセサリーとしても数多く販売されており、高齢者や子供の迷子札としても使用されている。実際に、事故や災害に巻き込まれた人がドッグタグを身に着けていたことが身元確認に役立ったケースもあるという。
■持ち歩いている人も
このアクセサリーについて、ユーザーからは「うちも子供の頃持ってたな」「私は電話番号と生年月日の代わりに、『免許証番号』と『マイナンバー』を打刻しています」「持ち歩くようになったマイナンバーカードにこれ付け加えればいいのに」といったコメントが。
中には「自衛隊のイベントで子供たちの分を作ってもらいました」という人も見受けられた。