新iPhone登場「ケーブルだらけの毎日」主犯のはずが… 逆手に取った“謳い文句”が話題
「iPhone15」が発表され、充電端子がUSB−Cに変更されたことが話題に。ユーザーからは、公式サイトに掲載されたフレーズにツッコミが。
アップル社が12日(日本時間13日未明)、新製品発表イベントを実施し、新型の「iPhone15」シリーズを発表。X(旧・ツイッター)では、同製品にまつわる、公式サイトに記されたフレーズに話題が集まっている。
■「USB−C」に変更
iPhone15はさまざまな機能に加えて、シリーズで初めて充電端子が「USB−C」に変更された。EUが2024年末までに、EU圏内で販売するすべてのスマートフォンなどの電子機器にUSB Type−Cに対応することを義務付ける法案を可決したことから、これに応じた形だ。
Xでもこの変更が大きな注目を集め、「USB−C」「Type−C」「Lightning」など端子にまつわるワードが多くトレンド入りした。
■「ケーブルだらけの毎日とはお別れ」
USB−Cはandroid端末やデジタルカメラ、タブレットなど幅広い電子機器に採用されている。同社でもiPadなどの製品はすでにUSB−Cに対応しているが、iPhoneは長く独自の「Lightning」端子を採用していた。
同社の公式サイトでは、充電端子の変更について「みんなうれしいUSB−C」と紹介。「iPhone15の充電に使うケーブルをMacやiPadにも使えるようになりました」などと説明し、「これで、ケーブルだらけの毎日とはお別れです」とつづられている。
■「自分なのに」ツッコミ続々
iPhoneユーザーは、これまでLightningケーブルと他の電子機器用のUSB−Cケーブルの併用を余儀なくされていた。それだけに、Xではこの公式サイトの一文に「ユーザー環境を『ケーブルだらけの毎日』にしたのは自分なのに」「どういう気持ちでこれ書いたんだろ」「Appleが頑なにLightningにしてたからやろがい」「どの口が言ってるんだ」とツッコミが寄せられた。
さらに、「もうLightningがケーブルだらけの毎日を作ってたって認めてもうてるやん」「これは自虐ギャグか何か?」「こんな特大ブーメラン見たことないよ(笑)」「一周回って落語なのでは?」といった声も。
中には、逆に「充電器がUSB−Cになることで、『ケーブルだらけの毎日』になるのだが」と指摘する人も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)