ひろゆき氏、フリマサイトで起きている“謎現象”に言及 「刑務所の製品が…」
フリマサイトで転売が相次いでいる“意外な商品”について、ひろゆき氏が言及。ユーザーからは驚く声もあがっている。
インターネット掲示板「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」創設者のひろゆきこと西村博之氏が7日、公式X(旧・ツイッター)を更新。メルカリなどのフリマサイトで起こっている“謎現象”について解説した。
■「人気過ぎて…」
ひろゆき氏は、「石鹸会社が『合成洗剤はよくない』と、PRしちゃった手前、石鹸と合成洗剤の混合をやる会社がないので、刑務所の製品が人気過ぎてメルカリで3倍の価格で転売される謎現象。『刑務所でしか作れない』」と投稿。
この製品について伝えるインターネットニュースの記事を添えた。
■受刑者が製造
記事によると、話題となっているのは、神奈川県の横須賀刑務所で受刑者が作る固形の洗濯石鹸「ブルースティック」。
成分として純石鹸分(脂肪酸ナトリウム)に、クリーニング用合成洗剤に使われるケイ酸塩、2種類の界面活性剤が配合されており、頑固な汚れも落ちやすいと口コミで人気が広がった。
■定価の3倍以上で転売
ただ、石鹸を作る会社と、合成洗剤を作る会社がライバル関係にあることなどから、石鹸と合成洗剤を混ぜたものを商品として作りづらく、結果として刑務所でしか作れない状況に。
本来の定価は3本400円だが、人気で品薄になっていることもあり、フリマサイトでは3倍以上の1,500円から2,000円程度で転売されている。中には2,500円の価格をつけられているものもあった。
■「刑務所の維持費に」の声も
ひろゆき氏の話に、ユーザーからは「言われてみれば固形の合成洗剤ってあんまみかけないな」「いいものだとわかっていても、業界の事業が邪魔して私たちの手元に届かないものって、このケースに限らず多くあるんでしょうね」と驚く声が。
また、「刑務所からの販売価格を3倍にしたらいい。それが適正価格なんでしょう」「もっと値段あげて他の刑務所でも生産して、刑務所の維持費とかにあててほしいですよね」と商品の価格や増産について言及する人もみられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)