ネス湖の怪獣「ネッシー」を50年ぶりに大規模探索 ハイテク機器もガッツリ導入

神秘の怪獣ネッシーの写真が世間にお目見えしてから半世紀。それは捏造だったと判明した現代でも、熱狂的なファンの探索への情熱は冷めやらぬ様子だ。

■過去には石原元都知事も参加

ネッシー探索には、日本の著名人も参加してきた。1973年当時に衆議院議員だった石原慎太郎元東京都知事は、「ネス湖怪獣国際探検隊」を結成。約1億5,000万円の費用をかけて、ネス湖の現地調査を行っている。

今回の調査に参加したメンバーには、インターネットで育ったZ世代も存在する。ロバート・デュナキンさん(19)は「怪物が本物とは確信していないが、世界に残る神秘はレアで、ネス湖はそのフロンティアの一つだ」と話す。

またイギリスから12時間車を走らせて来たというアガタ・バリンスカさんのカップルは、一生に一度の経験を楽しむために探索に参加したのだという。

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■政府は伝説の生き物を保護

ネス湖のネッシーを巡っては、多数の目撃情報とともに「大ナマズ」ではないかという憶測もある。

だが、そうしたネッシーの具体的証拠はないという専門家の意見をよそに、政府の自然保護団体「ネイチャースコット」は、6世紀初めから語り継がれてきたという伝説の生き物を保護するという計画があるという。

半世紀以上も語り継がれる未確認生物ネッシーは、人間が自然にロマンを求め続ける限り、人々の心に住み続ける怪獣なのかもしれない。

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(文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部

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