ヌートバー、2026年WBCはどっちの代表に? 予想外の“回答”に杉谷拳士氏「ビックリした」
杉谷拳士氏がラーズ・ヌートバーにインタビュー。「また日本代表でプレーしていただけますか?」との質問に…。
■「めちゃくちゃいい経験」
杉谷氏は、カージナルスの本拠地である米ミズーリ州セントルイスのブッシュ・スタジアムを訪れて取材。試合前に練習していたヌートバー選手と対面した。
今年3月の「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で日本代表・侍ジャパンとして活躍したヌートバー選手。WBCについて「めちゃくちゃいい経験だった。僕の人生の中でも最高の経験だった」と振り返り、大会の前後でメディアからの自身への対応が変化したことを明かした。
■栗山氏に感謝
大会を通じて、同じ侍ジャパンで戦った吉田正尚選手や大谷翔平選手、ダルビッシュ有投手らメジャーリーガーに加え、山本由伸投手ら日本でプレーする選手ともつながりができたことにも触れる。
また、代表監督を務めた栗山英樹氏については、「彼は優しく、僕を快くチームに迎え入れてくれ、チームになじめるように支えてくれた。すごく感謝しかない」と話す。
さらに、日本のファンに向けても「最高の応援をありがとう。皆さんが自分たちを支えてくれた。また数年後に皆さんの前でプレーできるのを楽しみにしているよ」と語りかけた。
■3年後も日本代表に?
次回のWBCは3年後の2026年に開催される。ヌートバー選手は今回の大会では、母・久美子さんが日本出身で日本国籍を持っていることから、初の日系人選手として日本代表でプレーした。ただ、ヌートバー選手自身はアメリカ国籍のため、今後はアメリカ代表としてプレーする可能性もある。
杉谷氏が「また日本代表で、プレーしていただけますか?」と問うと、ヌートバー選手は顔をしかめて首をひねり、そっぽを向いたものの、すぐに笑顔を浮かべて「もちろん!」ときっぱり。ヌートバー選手らしいジョークに、杉谷氏も「ビックリしたじゃんか!」と大笑いしていた。
■「選ばれるべき選手」ファンも熱望
変わらず明るいキャラクターのヌートバー選手に、ファンは「3年後も絶対に代表のヌートバー見たい」「3年後のWBCには、必ずヌートバーいてほしい!」「2026年も選ばれるべき選手」と代表入りを熱望。
ヌートバー選手は先月中旬の試合で、自打球を当てて今季3度目の負傷者リスト入りしていたが、あす2日(現地時間1日)にブッシュ・スタジアムで行われるピッツバーグ・パイレーツ戦で復帰する見込みに。「ケガ早く治るといいなあ」「もうすぐ戻ってこれるかな?」「早くケガ治してまた活躍を見せてほしい」と気遣う声も寄せられている。