青汁王子、損保3社の自動車保険料値上げにチクリ 「タイミング考えようよ」
損保大手3社が来年1月から自動車保険料を値上げ。三崎優太氏は「国民のひんしゅくを買うに決まってる」と指摘する。
実業家の「青汁王子」こと三崎優太氏が31日、公式X(旧・ツイッター)を更新。損保大手3社による自動車保険料の値上げについて言及した。
■2.5%から3%の値上げ
損害保険大手4社のうち、東京海上日動火災保険、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険の3社が、来年1月より自動車保険料を引き上げることが報じられた。
値上げの主な理由は、行動制限や規制の緩和で交通量が回復して自動車事故が増えたほか、物価高で修理部品の価格が上昇し、保険料の支払いが増加したため。値上げ幅は東京海上日動が約2.5%、三井住友海上とあいおいニッセイ同和がそれぞれ約3%となる。
なお、中古車販売大手「ビッグモーター」に多数の出向者を出し、親密な関係が伝えられた損害保険ジャパンは、「ビッグモーターによる保険金不正請求問題などを受けて総合的に判断した」として、値上げの見送りを決めている。
■「タイミング考えようよ」
三崎氏は3社の値上げについて、「最近は車の本体価格も修理代も高くなっているので理屈はわかる」と一定の理解を示す。
ただ、ビッグモーターによる保険金不正請求が明るみになった後ということもあり、「でもビッグモーターの不正受給黙認が公になった直後に値上げって、国民のひんしゅくを買うに決まってる。もっとタイミング考えようよ」と指摘した。
■「車も持てなくなっちゃう」嘆きも
三崎氏の指摘に、ユーザーからも「逆に値下げしてもおかしくないような流れなのに、よく値上げしたなと思いますね」「前から決まってはいたんでしょうけどね。確かにタイミング悪いですね」「みんなで発表なら風当たり強くなさそうの雰囲気」と共感の声が。
また、「金融機関はいつもタイミングが悪い。晴れの日に傘を貸し、雨が降れば傘を奪い取る」「ついに車も持てなくなっちゃう」「今の世の中で割を食うのは結局消費者なんだよな」と嘆く人も見受けられた。