「マウンドは風呂じゃない」 江本孟紀氏がバスタオル持参する投手コーチに苦言
プロ野球界で流行中の「ピッチングコーチのバスタオルを持参」に江本孟紀氏が苦言。
野球解説者の江本孟紀氏が自身のYouTubeチャンネルで、最近プロ野球界で流行している「バスタオルを持参してマウンドに行くピッチングコーチ」に苦言を呈した。
■江本氏がバスタオルを…
元ニッポン放送の松本秀夫アナと江本氏が球界のあれこれをトークした今回の動画。
松本アナが「もう1つ江本さん、なにか気になっていることが?」と話すと、江本氏がバスタオルを取り出す。同アナは「バスタオルをこんなところに持ってきているんですか?」と笑顔でツッコミを入れる。
すると江本氏は「汗はね、米粒くらいしか出ていません」と言いながら、バスタオルで顔を拭いてみせた。
■コーチがバスタオルを持参しマウンドに
江本氏はさらに「これがね、マウンドにピッチングコーチがこうやって下げて(行く)。しょっちゅうですよ」と話す。
松本アナが「私はちょっとあんまり…やってます?」と質問すると、「松本さん、そのとき見ていないんでしょ、ほかを見て」と江本氏。苦笑いの松本アナは「ピッチングコーチがマウンドに、バスタオルを持っていく」と説明した。
■プロとして「みっともない」
江本氏は「最近、菅野(智之)にも持って行っていましたね。巨人のオレンジのでっかいバスタオルを、ピッチングコーチが」と話す。
続けて「バスタオルだから、マウンドは風呂場じゃないですよ。あれ、なんであんなの流行ちゃったんだろうね、意味がわからない。ハンカチ王子みたいに、ハンカチで拭くぐらいの汗しか出ないんだから」とバッサリ。
さらに「ましてや東京ドームなんて汗はかかないんだから。冷や汗くらいしか。それをね、こんなにでっかいバスタオルで拭いているんですよ、マウンドでワーっと。プロとしてみっともないでしょ、恥ずかしいでしょ、格好が」と斬った。
■「マウンドはお風呂じゃない」
納得がいかない様子の江本氏は「バスタオルはみっともないでしょ、バスタオルだもん。タオルは昔、ポケットの後ろに入れていましたよ。マウンドで汗をかいたら拭いていたよ。ハンカチは入れなかったけど」と語る。
そして「今どきだから良いじゃないかというまた、お得意の人たちがいますけど。まあそりゃそうですよ。どっちでもいい話なんだけど」とコメント。
松本アナが「バスタオルは大げさだしあんまり…」と同調すると、江本氏は「バスタオルはバス、お風呂で使うものだから。マウンドはお風呂じゃありませんので、すいません」と話していた。