デーブ・スペクター、処理水放出めぐる中国の反応に持論 「一般の個人が…」
福島第一原発の処理水放出に対し、中国を中心に反発が。だが、デーブ・スペクターは冷静に…。
27日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に、タレントでテレビプロデューサーのデーブ・スペクターが生出演。福島原発の処理水放出に対する中国の反応に持論を展開した。
■ついに始まった処理水放出
番組はこの日、24日から始まった東京電力福島第一原発の処理水海洋放出について取り上げた。
VTRでは、国内外でさまざまな懸念が上がっていることや、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が、自身のYouTubeで放出反対派に怒りをあらわにしていることなどを紹介。
また、日本料理店などに「なんで汚染水を放出するんですか?」と電話で問う動画が、中国のSNSにアップされていることも取り上げた。
■閲覧数とお金のためにやっていると推測
これについて、MCの爆笑問題・田中裕二から「閲覧数を稼ぐためにやってるんじゃないかって声が…」とコメントを求められたデーブは、「それもあるし、お金で動いてるのもあるし」と推測。
「中国ってそういうところなんですよ」と続けると、「ヒステリックになりがちなのは、報道の自由もないから」と冷静にコメントした。
■中国の一般国民は冷静?
中国は今回の処理水放出に伴い、日本産の水産物輸入を全面的に停止すると発表しているが、デーブはこれにも冷静にコメント。
「和食レストラン8万軒もあって、ものすごい人気ですよ。日本料理味わう前までは、生魚も食べなかった国でもある。本当は大好きなんですよ」「みんながこの全面禁止に対して納得・鵜呑みにしてると思わないほうがいい」「時間が経てば、撤廃すると思うんですよ」「本当は一般の個人が、そんな気持ちでいると思わないほうがいい」と、中国側も一般国民は冷静だと指摘した。
■外国では「汚染」扱いとも
また一方では、「言われてるのは、『処理水』っていう表現がちょっと… 便利って言ったらあれですけど、外国ではもっと直接的な言い方してるんですよ英語も」とも指摘。
「外国では『汚染』とか『放射能のおそれがある』とか。処理されてはいるけど、表現がもっと強いんですよ」と表現への違和感を示した。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)