香川照之、1年以上ぶりにSNS更新 “命を捧げる”2つの活動に決意
香川照之が、昨年7月以来となるXを更新。「新しく生まれ変わった思いで」と心境や今後の活動についてつづる。
俳優の香川照之が26日、自身の公式X(旧・ツイッター)を1年以上ぶりに更新。昨年設立した株式会社「ARANCIONE(アランチヲネ)」の公式サイトを通じ、現在の心境をつづった。
■昨年7月以来の更新
香川は「Twitter、ずいぶん長い間更新できませんでした。そしてその間に呼び方が変わっていました…私も新しく生まれ変わった思いで、また更新をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます」と、昨年7月以来となるXを更新。
自身が代表取締役を務める会社の公式サイトにも、「香川照之・市川中車でございます。これまで直接のメッセージをお届けできておらず、本当に申し訳ございません。まずは、沢山の方々にご心配やご迷惑をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます」との想いをつづる。
続けて、「これまで頂戴しました多くの方々のお支え、ご支援、応援、激励のお言葉に、厚くお礼申し上げます」と感謝の気持を伝えた。
■「天から与えられたこの命」
昨年8月に『週刊新潮』で過去に女性ホステスへ「性加害」を行ったことが報じられ、出演していた番組は降板になり、『六本木クラス』(テレビ朝日系)に出演して以来、テレビから姿を消していた。
そんな中、今月7日には、昨年一般女性と再婚し、子供が誕生していたことを発表する。
香川は「昨年の報道の後、私をとりまく環境は大きく変化いたしました」とし、「今では、自分自身を見つめ直し、自分にとって本当に大切なものは何かを考えるよい機会をいただいたと感謝しております」とコメント。
また、「私には、天から与えられたこの命があります。それはとても幸せなことです。そしてそれだけで、充分幸せなことだと思っています」との心境を明かす。
■命を捧げる「歌舞伎」
さらに「この命を何に捧げるべきなのか」と問い、「ひとつはいうまでもなく歌舞伎です」と断言したうえで、「歌舞伎の家に生まれてきた私の宿命」だとの気持ちを述べる。
「数多の試練が続くことは承知しております。ですがこの試練に挑み続け、皆様のこれまでと変わらぬお支え、お力添えに引き続きご恩返ししなければならないことは、私の何よりの使命であります」と決意を新たにした。
■「昆虫」たちに恩返し
そして、「もう1つが昆虫です」とつづり、「どんな厳しい環境に置かれても不満をもらさず、力強く自分の生態を活かし適応させ、黙々とその生を立派に全うする姿に、この1年、どれだけ励まされ元気づけられたか分かりません」と苦悩したことも明かしている。
さらに「幼いころから私の知的好奇心を育み、励まし続けてくれている昆虫たちに恩返しをしようと心に誓いました」と報告。
決意を固めたうえで「INSECT MARKET(インセクトマーケット)の活動に戻ることといたしました。昆虫愛を子供服や絵本に込めて発信していくことに加え、今後は、子供達との昆虫イベントや、専門家の方に教えを乞いながら生態系保全活動等に取り組みたいと考えております」との展望を明かした。