黙って見ていられない… 約6割が「怒られている人」がいたときに取った行動
もし怒られている人を見かけたら、どのような行動を取るだろうか。
誰かが怒られている姿を見たときには、不快な気分になる人も多いだろう。そんなときに、怒られている人をかばう行動を取る人もいるようだ。
■約6割「怒られている人をかばう」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女780名を対象に「怒られている人への対応」に関する意識調査を実施したところ、全体で57.8%の人が「誰かが怒られているのを見てかばった経験がある」と回答した。
■歳を重ねた人ほど
性年代別では男女ともに、年代が高くなるほど割合が増える傾向がある。
怒られているのをかばう行為は、やはり立場の上の人がすることが多いのだろう。
■かわいがっている後輩を
上司に怒られている後輩をフォローした30代男性は、「うちの部署に配属されたときに僕が仕事を教えていた後輩がいるのですが、彼が上司から怒られていたんです。ミスをしたみたいなので言われるのは仕方ないのかもしれませんが、少ししつこくて…。かわいがっている後輩ということもありフォローを入れることにしました」と当時を振り返る。
自分の行動は正しかったと思っているようで、「教えてきた立場なので、自分にも責任があると上司に訴えました。そこから上司がトーンダウンしたので、僕が首を突っ込んだのは正解だったと思います。後輩もとても感謝してくれたので、さらに彼のことをかわいく感じましたね」と続けた。
■娘をかばう父親
ネットユーザーからは、「娘が嫁に怒られて、パパはかばうのに必死です」や「後輩が知らずにおかしたミスを自分がやった事にして、先輩に怒られて後輩をかばう」など怒られている人をかばったエピソードが。
一方で、「真面目に仕事しているのが、バカらしくなってきた。どうして上のものは。バカをかばう? 仕事している人が怒られて、仕事していない人は怒られない。変な会社」や「何回言ってもメモ取らないしやりたくない連発だし、それなのに人事の人はかばうし、なんなん?」かばう人への不満もあった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女780名