海外挙式直前のカップルにやきもち? 「愛犬がパスポートを食べちゃった」
海外挙式まで2週間を切ったところで、愛犬がパスポートをモグモグ…。夫妻の幸せに触れ、やきもちを妬いてしまったのだろうか。
犬は素直で賢く、とても感情豊かな生き物だ。例えば飼い主が数時間かまってくれないと、わざとトイレをミスしたり大切にしている物を噛んだりして、飼い主を困らせることもある。
今、あるカップルが愛犬のいたずらに頭を抱えていることを、アメリカの『NEW YORK POST』や『NBC Boston』が報じた。
■夫婦になった矢先に愛犬が…
話題になっているのは、マサチューセッツ州ボストンの南部に暮らす、ドナート・フラッタローリさん。妻のマグダ・マズリさんとドナートさんは8月31日に、イタリアで結婚式を挙げる予定だ。それに先駆け、17日にふたりは市役所で結婚許可証を取得した。
その後にディナーに行き自宅へ戻ると、1歳半になるゴールデン・レトリーバーの愛犬「チキー」が、ドナートさんのパスポートを食べていたという。
■数ページをモグモグ
夫妻は慌ててパスポートを取り上げるもすでに遅く、顔写真を含む最初の4ページと最後の数ページが食べられてしまった。イタリアへ出発するまで2週間を切っており、至急で新たなパスポートを再発行してもらえるよう当局に依頼したそうだ。
ドナートさんは「正直、真っ青になりましたね」と、チキーのいたずらに苦笑い。現在、担当者たちが迅速に対応中だという。
■イタリア挙式に向け数年前から準備
しかしアメリカでは、パスポートを申請してから手元に届くまで、数週間から1ヶ月ほどかかってしまう場合もある。そのため「新しいパスポートをもらうまでは安心できません」と、ドナートさんは不安な表情を浮かべている。
夢だったイタリアでの結婚式の実現に向け、夫妻は数年間にわたり貯金に励み、準備をしてきたからだ。
■間に合わなければお留守番
万が一パスポートの再発行が間に合わなかった場合は、マグダさんと参列者だけでイタリアへ飛ぶ予定だという。
「その時はみんなが帰ってきてから、改めてお祝いをします」と話すドナートさんだが、幸運を祈りポジティブに考えているそうだ。
チキーはメスであることから、SNSでは「大好きな飼い主が取られちゃうのを察して、やきもちを妬いたんだね」といった声もあがった。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)