30代僧侶が同僚を刺し重傷負わす 「誤解あった」と必死に釈明

僧侶が同僚に殴られ逆上。持っていたナイフで何度も刺すという事件を起こした。

僧侶・寺

物音に気づき、「泥棒が入ったか」と考えた僧侶。その後にとんでもない事件を起こして逮捕されていたことを、『Thaiger』などタイのメディアが伝えている。


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■凶行に及んだ僧侶

先日午後10時頃、タイ・ラヨーン県の寺院にてとんでもない事件が発生した。ある僧侶(33)が別の僧侶を何度も刺し、重傷を負わせたのだ。

刺した本人の通報を受けて駆けつけた警察官たちは、頭と体から血を流ししゃがみ込んでいる僧侶仲間を発見。すぐに保護して病院に救急搬送し、加害者となった僧侶の身柄を確保した。

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■「確かに刺した」と供述

逮捕された僧侶は「僕が刺しました」と容疑を認め、「でも誤解があったんです」と釈明。事件直前に犬が吠えたため「泥棒かもしれない」と考え、念のためにナイフを持って見回りに出たのだと話し始めた。

しばらくすると懐中電灯の灯りに気付いたため、僧侶はそちらに接近。すると僧侶仲間1名を含む2名がいたため「こんな時間に何をしているんだ」と声をかけたが、1名がいきなり逃げ出したため話を聞くことはできなかった。


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■同僚に殴られ逆上

取り残された僧侶仲間は反省するどころか反抗し、口汚く罵ってくる。「もう部屋に戻って寝なさい」という指示にも従わず顔面を殴りつけたため、僧侶は持っていたナイフを振り上げ繰り返し刺した。

僧侶仲間は傷を負いながらもその場から逃げ出そうとしたため、加害者となった僧侶が自ら通報し警察に救いを求めたのだという。


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■「不仲ではなかった」と証言

僧侶は被害者との関係について「過去にもめたことはありません」と断言。違法薬物についても「使っていません」と答えており、薬物検査の結果も陰性だったと伝えられた。

今後、警察は被害者となった僧侶仲間の回復を待って取調べをするとのこと。そちらがどの程度の怪我を負っているのかも含め詳しい情報は伏せられているが、世間からは「加害者・被害者ともに僧侶らしくない」「最低」という声があがっている。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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