息子を轢かれた父親が運転手を殺害し逮捕 理性を失い凶行に

ピックアップトラックに轢かれ、死亡した息子。突然の出来事を目の当たりにして理性を失った父親が、運転手に復讐を果たしてしまった。

交通事故・車

目の前で息子を轢き殺された父親が完全にキレ、取り返しのつかない行動に及んでしまった。交通事故が発生した経緯、またその後の衝撃的な事件について、『People』『NBC News』などアメリカのメディアが伝えている。


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■トラックが少年をはねる

14日、アメリカ・ノースカロライナ州ティンバーレイクで暮らすチャド・ウッズという父親(41)が、息子(17)たちと一緒に外出したものの車がガス欠で動かなくなったため、家まで歩いて帰ることにした。

しかしその直後の午前6時すぎ、ジェフリー・マッケイさん(39)が運転するピックアップトラックが親子に接近し、息子をはね飛ばす重大事故を起こした。

突然のことにマッケイさんはショックを受けながらも、ただちに通報。警察や救急隊の到着を待っていたが、息子を轢かれた父親は理性を失い、とんでもない行動に出た。

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■凶行に及んだ父親

父親はいきなり銃を取り出し、マッケイさんに向けて発砲。その後に銃を捨ててマッケイさんのピックアップトラックで逃走したが、自宅にいるところを警察に見つかり身柄を確保された。

息子は交通事故が発生した現場で死亡が確認され、撃たれたマッケイさんについては搬送先の病院で亡くなったという。

父親は自身の父にも事故・事件の後に会ったらしく、その父がメディアの取材に応じて「心あらずという様子に見えました」「『あいつが息子を殺したんだ』と何度も呟いていました」と事件直後の様子を語った。


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■男には前科も

マッケイさんがどういう状況で事故を起こしたのかも含め詳細は不明だが、銃でマッケイさんを撃ち殺した父親については「前科があった」と警察が発表している。

現在も事故・事件の状況について詳しく調べている段階で、保釈金は50万ドル(約7,277万円)に設定したことも明かされた。

事故発生時について一部メディアは「妻も一緒だった」と報道。にもかかわらず「轢かれた息子を放置して現場から逃走した」と伝えている。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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