シュークリーム投げ行為がここまで批判される理由 メンタリストDaiGoが分析も1つは「敵意」
メンタリストDaiGoが、鎮火しないシュークリーム投げつけ騒動について斬り込む。那須雄登へ批判が殺到する理由やその心理について「麻薬みたいなもん」と持論を展開した。
メンタリストのDaiGoが20日、自身のYouTubeチャンネルでライブ配信を実施。過去のシュークリーム投げつけ動画が拡散された那須雄登に批判が集中する理由を分析した。
■シュークリーム投げつけ騒動に斬り込む
ジャニーズJr.のアイドルグループ・美 少年に所属する那須。約6年前のものと見られる動画が拡散され、シュークリームを壁に投げつける様子が世間にさらされ炎上した。
ジャニーズ事務所や那須のほか、佐藤龍我、金指一世ら当事者が一連の騒動を謝罪もなかなか鎮火せず物議を醸している。
DaiGoはこのトピックを取り上げると「これから未来がある若い子をさ、みんなで寄ってたかって叩くってさ… ハッキリ言いますけどそれやってるヤツらのほうがしょうもなくないか? シュークリーム投げるよりも」と那須を批判することに苦言を呈す。
■ここまで批判される理由
その後は那須への批判が集まる複数の理由を解説。まずは「人間には他人を下に見て安心するという心理があります」と話す。
これまでの人類は集団の中で序列を付けて生活してきたため「他人を下に見ることによって自分を相対的に高めて安心しようっていう心理が働く」と説明した。
批判する人の心理として2つ目に挙げたのは「敵意」。「他人と自分を比べて、不満を感じると不当な敵意を相手に向けるということが分かっている」と述べる。
■「麻薬みたいなもん」とも
さらに、「自分の生活が経済的にも、社会的にも、精神的にも不安定になればなるほど他人を妨害するようになるっていうのがじつはデータで分かってる」と人間の特徴を紹介。
また、「グループ内バイアス」と呼ばれる心理的な傾向もあり、「人間って基本的には自分の所属しているグループを肯定的に評価して、所属してないグループを否定的に評価するっていうことが分かってる」とのこと。
最後には、他人を批判する現象がなくならない理由として「他人を否定して悦に浸るってことやっちゃうと抜け出せなくなる」と言い、「麻薬みたいなもんなんですよ」と例えている。
■視聴者の反応は…
DaiGoの配信を見た視聴者からは、「全くその通りですよ師匠!」「僕も本当にそう思います」「確かに下を見て安心しますね。解説がすごく勉強になりました」と反響が集まった。
批判で盛り上がるネット社会に「寛容的になればいいのにねー」と望む視聴者も見られる。