NY5つ星ホテルの宿泊客が屋上から飛び降り 真っ二つの自殺遺体に通行人騒然
マンハッタンのセントラルパークからすぐの高級5つ星ホテルで起きた投身自殺。恐ろしい光景が通行人を身震いさせた。
高いビルからの飛び降りにせよ、線路への飛び込みにせよ、公衆の面前での自殺を目撃するほど恐怖を覚えるものはない。現場に居合わせた人は、まず体の震えが止まらなくなるそうだ。
このほどニューヨークのマンハッタンで、驚くような自殺遺体を多数の通行人が目撃し、現場が騒然となったことを『NEW YORK POST』『US SUN』などが報じている。
■遺体が真っ二つに
大変な惨状の現場となったのは、マンハッタンのコロンバス・サークルにある高級5つ星ホテルの「マンダリン・オリエンタル・ニューヨーク」。
17日午後9時過ぎ、750フィート(228メートル)の高さがあるそのビルの屋上からパジャマ姿の男性が飛び降り、即死した。遺体はなんと真っ二つにちぎれていたという。
■宿泊客ではなかった
ニューヨーク市警によると、男性はスリッパを履いたまま、業務用エレベーターを利用して屋上まで上がった模様。その直前には陽気にワルツのようなダンスを踊る様子もみられたと説明している。
男性の身元については明かされていないが、ホテルの宿泊客ではないことが確認され、また、ニューヨーク市の住民でもないという。
■ガラス張りの庇に激突
男性の遺体は真っ二つになったばかりか、腕がちぎれて道路の向かい側まで吹き飛び、現場付近にはガラスの破片が飛び散り、血の海と化した。幸い巻き込まれた人はおらず、現時点で故殺などを疑う点はないという。
警察はそのようになった原因として、飛び降りた直下がビル入口のガラス張りの庇(ひさし)であったことを指摘。男性が全身をそこに激突させたことが挙げられた。
■日本人の宿泊客も多く
同ホテルは、セントラルパークから徒歩2分の55階建てビル、ドイツ銀行センターの35階より上を使用。セントラルパークを望む上質な部屋は、1泊あたり日本円にして最低でも25万円ほどになる。
プール、スパ、マッサージルーム、ティーラウンジ、フィットネスセンターなどが完備され、日本語にも対応。極上のリラックス感を与えるとして日本からの宿泊客も大変多いという。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)