20代でプチ整形に依存し散財 「老いが怖い」と悩む女性へのアドバイス
ボトックスやフィラーに依存し、「これがなければ醜く老いる」と信じ込んでしまった女性。恋人にも「プチ整形はやめたほうが…」と言われているが、決心できないままだ。
老いとは無縁の20代にもかかわらず、プチ整形に依存し「やめられなくなった」という女性。その悩み相談が話題を集めている。
■20代で始めたプチ整形
海外で暮らす女性は、現在29歳。しかし今から何年も前に眉間のシワが気になり始め、友人に相談したところ「ボトックス注射が効果的だよ」と聞かされた。
そこで4年前に近くの美容クリニックに行き相談したところ、いくつかの治療を提案されたとのこと。思い切って受けたプチ整形の結果に女性は大満足し、コンプレックスからも解放されたそうだ。
■何をしても満足できず
女性はそれを機にたびたびクリニックに通うようになり、「前より若く見えるようになった」「肌もなめらかになった」と感じていた。しかし最近では、どんなに治療を受けても納得できない自分がいる。
今気になっているのは、疲れた表情に見えてしまう両目の下の部分だ。現状の治療に納得できなくなっているため、「これまでとは違う美容クリニックに行くべきなのかもしれない」と思案している。
■お金もかかり悩むように
別のクリニックに行けば、有料のカウンセリングから受け直す必要がある。これまでボトックスやフィラーに大金を費やしてきたのに、経済的な負担は増すばかりだ。
恋人(30)は「きれいだよ」「もうプチ整形なんてやめなよ」と言ってくれるが、女性はその言葉さえ信じることができない。「彼は優しいだけ」「プチ整形をやめれば私は老けて醜くなる」と思い込んでいるのだ。
今後どうすべきか決めかねている女性が、イギリスのメディア『The Sun』の悩み相談コーナーに投稿し、助言を求めた。
■「自尊心が低い」と判断
相談を受け付けた回答者は「別のクリニックに行くかどうか」「それはあなたが決めること」としながらも、「治療に問題があるのではなく、自尊心が低いせいでハッピーになれないのではないか」と推測している。
また「だからどんなに治療を受けても満足できず、治療を受ければ受けるほど『もっと必要』という気になるのだと思う」と説明した。
このまま治療を続ければお金は確実に減るし、精神的にも良くない。そこで回答者は「ここでプチ整形を受けるのはやめて、自尊心を高める努力をしてはどうか」「29歳なのですから、ボトックスなしでも老けて見えたりはしない」とアドバイスしている。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)