外面ばかり良い母親に嫌悪感マックスの女性 「縁を切りたい」と悩み告白
親子だからといって、相性が良いとは限らない。世の中には毒親に苦しめられ、「関係を完全に断ちたい」と考える人もいるようだ。
母親につらい経験もまったく理解してくれず、批判ばかりされてきた女性。昔から変わらない嫌悪感に悩み、「母親と縁を切りたいと考えるようになった」という相談が話題を集めている。
■母親を好きになれず
海外で暮らす女性(39)は母親(75)と相性が悪く、理想的な親子関係は築くことができなかった。しかし母親は外面が良く、多くの人に好かれている。「素敵な人」と褒められることも多いが、本性を知っている女性はまったく喜ぶことができずにいた。
10歳の頃には性的虐待の被害を受けたことを勇気を出して相談したが、母親は女性を守ってはくれなかった。最初は加害者と対決する姿勢を見せたものの、結局は加害者の嘘を信じて肩を持ったのだ。
■「絶縁したい」と思うまでに
女性が大人になり出産した後も、母親は冷たかった。第二子が生まれたあとに産後うつを患い、母親もそれを知っていたが、容赦なく女性の育児能力を批判したのだ。
母親からたまに電話をかけてきても自分の話ばかりで、実の娘である女性には興味すら示さない。若い友達とも親しく付き合う母親の様子を見ると、「娘の代わりを探しているのか」とさえ思ってしまう。
何事も信じてもらえず、それどころか批判されるばかりだった女性は、「母との関係を断ちたい」と考えるようになった。
■「離れてもいい」という助言
母親と縁を切るのは良くないことなのかと悩む女性が、イギリスのメディア『The Sun』の相談コーナーに投稿。回答者は「あなたの人生にネガティブな影響しかもたらさないのなら、絶縁してもいい」と断言した。
また女性が過去のトラウマを克服することが、問題解決につながると示唆しつつ、「境界線を引いて距離を保つほうが健康的でしょう」とも説明している。
血がつながる家族であっても、無条件に愛せるわけではない。思い切って離れたほうが気持ちは楽になる場合もあるのではないだろうか。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)