じつは野菜と一緒に持ち運んではいけない“NG食品” こりゃ知らなかった…
野菜を持ち運ぶ際に“混ぜてはいけない食品”について農林水産省が説明。袋に全部一緒にいれてない?
農林水産省がこのほど、公式YouTubeチャンネル『maffchannel』を更新。スーパーなどから食材を持ち帰る際、野菜と一緒にしてはいけない食品について注意喚起している。
■細菌が増えやすい時期
食中毒は季節を問わず年間を通じて発生しているが、梅雨から夏の時期は気温や湿度が高く、細菌が増えやすいため、関係省庁が連日、食中毒に関する注意喚起を行っている。
同省が14日に公開した動画でも、専門家が生野菜を調理する際の注意点について説明した。
■肉や魚介類とは一緒にしない
サラダなどに使用する生野菜は、取り扱い方によっては食中毒になる危険が。そこで、まずは野菜を購入して持ち帰る際のポイントについて紹介。
厚生労働省では、食材を購入した後で袋詰めにする際、肉や魚のパックをポリ袋に入れることを推奨していたが、農水省の専門家も「肉や魚介類を一緒に購入した際は、別々の袋に入れて、野菜など他の食品に汁が付かないようにしましょう」と強調する。
■流水でしっかり洗う
持ち帰った後には、冷蔵に適した野菜はすぐに冷蔵庫に入れ、それ以外の野菜は直射日光の当たらない涼しい所で保存するとよい。
また、調理の前に手を洗うことや、野菜の土や汚れを飲用に適した流水でしっかり洗うこともポイント。包丁やまな板、食器等を事前に洗って清潔にし、肉や魚とは分けて調理することも重要となる。
■サラダを持ち歩く場合には
お弁当としてサラダを持っていくこともあるが、気温の高い時期に「野菜サラダを持ち歩くことはおすすめしません」と呼びかける。
持ち歩かねばならない場合には、保冷剤や保冷バッグを使って温度が高くならないように注意し、ドレッシングは別の容器に入れて持っていくとよいという。