コミケのコスプレは最高や…! トレンドの「X」「Twitter」関連コスが話題呼ぶ
コミケの華、コスプレ広場。今回は「X」に関するコスプレイヤーたちをご紹介する。
東京ビッグサイトで12~13日、世界中からファンを集めるオタクの祭典「コミックマーケット102」(コミケ)が開催。会場内コスプレ広場には2023年を象徴するコスプレが登場し注目を集めた。
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■今年の夏コミトレンドは「X」!?
コスプレ広場名物といえば、その年のトレンド仮装。コロナ期であれば小池百合子東京都知事のコスプレ、昨年のコミケではW杯サッカー日本代表で話題を呼んだ「三苫の1ミリ」、江ノ電を撮影しようとした鉄道ファンを怒らせた「江ノ電自転車ニキ」などがファンを喜ばせた。
そんな中、今回のコミケでは7月24日に「Twitter」から名称変更したSNS「X」関連コスが目立っていたのでご紹介したい。
■アプリの変遷をコスプレで表現
コスプレイヤーのSirCryさん(左)、マニさんが扮したのはTwitterとXの合わせコスプレ。いまは亡きTwitterの鳥を完璧なポーズで再現したSirCryさん、体を張ってXのロゴを示したマニさんの努力とアイデアの結晶である。
“青い鳥”と称されてきたTwitterのロゴだが、じつはアプリアイコンでは青バックに白い鳥という配色で、それを見事再現している点にこわだりの深さを感じる。バックシートの設置だけでも大変そう…。
■「失言」に怒られる記者
コスプレイヤーのナオシゲさんがトライしたのは、「X本社ビルに設置されていた看板」。イーロン・マスク氏がプロフ画像に採用するほど「X」誕生を象徴する看板だったが、「明るすぎる」と苦情が殺到し設置3日後に撤去されたといういわくつきのものだ。そのトレンドを見事再現し、ちゃんと光るよう加工されているのが強い。
ちなみに取材現場で記者が「記事が配信されたらTwitterでお知らせしますね!」とナオシゲさんに伝えたところ、「(Twitterではなく)X!! エーーックスッッ!!」と怒られてしまった。すいません…いままでの癖で。
■「猿君…」こっちのXも最高
そして、最後に紹介するのはコスプレイヤーのミスター・ゴージャスさん。この日のコスプレはアプリのX……ではなく『プロゴルファー猿』に出てくる「ミスターX」である。…内海賢二さんの声が蘇ってくる…!
酷暑にも関わらず、覆面にぶ厚いスーツ、サングラス、革手袋という重厚ないで立ちで、記者にカメラ目線をおくってくれた。
ビビりながら「…や、やっぱり今年は『X』が話題ですからね。さすがのチョイスです」と記者が声をかけると、「いやぁ、違うよ! ミスターXが好きで意識せずやっているんだ。普通に好きなんだよ。ウフフ」と予想外に優しい返答が。
ミスターXも原作では意外に優しい一面があり、そこもぴったり一致していた。
■執筆者プロフィール
キモカメコ佐藤:1982年東京生まれ。『sirabee』編集部取材担当デスク。
中学1年で物理部に入部して以降秋葉原に通い、大学卒業後は出版社経て2012年より秋葉原の情報マガジン『ラジ館』(後に『1UP』へ名称変更)編集記者。秋葉原の100店舗以上を取材し、『ねとらぼ』経て現職。コスプレ、メイドといったオタクジャンル、アキバカルチャーを精力的に取材中。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)