岸田文雄首相、“終戦の日”平和への決意を新たに 「戦争の惨禍を二度と繰り返さない」
終戦記念日を迎えた15日、岸田文雄首相が全国戦没者追悼式に出席。平和への決意を改めてつづっている。
15日、岸田文雄首相の公式ツイッター(現・X)が更新され、「終戦記念日」に寄せて戦没者への追悼と平和への思いがつづられた。
■平和への決意を新たに
岸田首相はこの日、東京・千鳥ヶ淵戦没者墓苑で献花を行った後、日本武道館で行われた全国戦没者追悼式に出席。
式辞の中で、「戦争の惨禍を二度と繰り返さない。この決然たる誓いを今後も貫いてまいります。未だ争いが絶えることのない世界にあって、我が国は、積極的平和主義の旗の下、国際社会と手を携え、世界が直面する様々な課題の解決に、全力で取り組んでまいります。今を生きる世代、そして、これからの世代のために、国の未来を切り拓いてまいります」と平和への決意を新たにした。
■戦没者を追悼
追悼式の後に更新されたツイッターでは、「先の大戦では三百万余の同胞の命が失われました。祖国の行く末を案じ、家族の幸せを願いながら戦場に斃(たお)れた方々。戦後、遠い異郷の地で亡くなられた方々。広島や長崎での原爆投下、各都市での爆撃、沖縄での地上戦等により犠牲となられた方々。すべての御霊安かれと、心より、お祈り申し上げます」と改めて戦没者を悼んだ。
■「我々が頑張らねば」の声
岸田首相の投稿に、ユーザーからも「戦争で命を落とした方々、今も苦しみ、悲しみの中にいる方々に静かに思いをはせたいと思います」「戦争のない今の時代に生まれたことに感謝です」「今を生きる我々が頑張らねば」といった声が寄せられている。