素直に話すのが恥ずかしくて… 約4割の人が「隠し事」をしている相手とは
大切な気持ちは持っていても、どこかに恥ずかしさを抱いてしまって…。
■約4割「家族への隠し事が多い」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女780名を対象に「家族」に関する意識調査を実施したところ、全体で44.1%の人が「自分は家族への隠し事が多いほうだと思う」と回答した。
■若い男性に多く
性年代別で見ると、多くの年代で男性の割合が高くなっている。
また男性でも若い年代ほど、家族への隠し事が多くなるのも特徴といえるだろう。
■自分が親になって
若い頃に親によく隠し事をしていた40代男性は、「恥ずかしい気持ちがあったのか、それほどたいしたことはないことでも家族には内緒にしていた気がします。彼女ができたときでも、親に言うとややこしいことになると思って隠していましたからね。今はそんな時期を過ぎたので、親に悩みを話すこともありますよ」と話す。
自分も子供を持って親の気持ちがわかったようで、「僕自身も親になってみると、子供が隠し事しているとなんとなくわかるんですよね。そのため自分がいろいろと隠し事していたことも、親はお見通しだったのだと今では思います。きっと隠し事に気づきながらも、知らないふりをしてくれていたのかもしれません」と続けた。
■親への隠し事はバレる
子供が隠し事をするのはよくあることだとする人からは、「親が見る普段の子供たちの様子は、本当にその子の性格なのか。小学生になる子はみんな、隠し事の1つや2つ持っている」や「子供なんて、親にたくさん隠し事しているものだと思うんですがね」などの投稿が。
一方では、「いいかい? 親に隠し事しても最終的にはバレるからね。これだけは覚えておきな」や「親に隠し事し始める年齢ってあると思うのだけど、小学校低学年から親に隠し事する子はヤバいと思う。その子がヤバいというよりも、親子関係が破綻している」など親への隠し事に否定的な意見も見られた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女780名