青汁王子、YouTubeスタッフから月300万円以上の横領被害 「ショックでした」
三崎優太氏が、2年ほどの仲だったスタッフから裏切られたことを明かす。詳細についてYouTubeで話した。
実業家の「青汁王子」こと三崎優太氏が11日、自身の公式YouTubeチャンネル『三崎優太 青汁王子』を更新。YouTubeのスタッフから裏切り行為に遭ったことを明かした。
■スタッフの横領が発覚
三崎氏は「YouTube史上最大の裏切りに遭いました」と題した動画を投稿。カメラマン・ディレクターを務めていたスタッフとの間で起きたことを語った。
2年間ほどの関係があったと言い、動画ではその相手を「Aくん」と呼んで「公私ともにいろんなところに行く関係だった」とのこと。しかし、YouTubeチャンネルの方針をめぐって考え方が決裂。今年5月から別々に活動することになったという。
その際、三崎氏がAくんに渡していた法人カードの明細を確認したところ、月に300万~400万円ほど利用していたことが発覚。その内容はキャバクラや高級寿司などだったと説明した。
■社員の動画編集者を利用
さらにくわしく調べると、Aくんが三崎氏のYouTubeチャンネルを通して知り合った別の人物に営業をかけ、その人物たちのYouTubeチャンネルにもわっていたことが判明。このことが分かった三崎氏は「ショックを受けました」と沈痛。
それでも許容する考えがあったが、「うちの会社のチームの編集マンにそういった(別の人物の動画)編集を頼んでいたんですよ」「よそのYouTuberの撮影・移動、そういった撮影費用を全部(三崎氏の)会社のカードで切ってたんですよね」とAくんの悪質なやり口が浮き彫りになる。
■憤る三崎氏
この事実を知った三崎氏は「流石にないだろって(思った)。もう怒りを通りこして、なんて言ったらいいか分からないけど、もうショックでした」とうなだれたそう。
「『三崎さんのために頑張ります』とか、『この会社に一生ついて行きます』とか『このチャンネル一生懸命頑張って誰よりも輝かせます』とか、そうやって言ってくれた熱い言葉はなんだったんだよ」と憤った。
■裏切りに加担した社員と面談
その後、三崎氏はAくんの指示を受けて他の人物の動画を編集していた社員と面談。収入に困っていたことや、スキルアップにつながると思ったことを理由に裏切りに加担してしまったことなどが話された。
三崎氏は残念な想いを伝えつつ、「これをいい機会に、給料をアップします。だからもう頑張ってほしい」と昇給することを決める。「もしなんかあったら言ってほしいし、本当にいい会社にしていきましょう」と社員とは今後も協力する考えを示した。
面談を終えた三崎氏は「悲しいなとかいろんな気持ちでいっぱいなんですけど、でも、本当経営って全部自分の責任なんで、自分が引き起こした問題だと思うし、すべては全部自分の責任だから、ここはもう逆に給料上げてあげて、みんなで一丸となりたいなって思いました」と前を向いた。