家族が4人以上になればタワマンから一軒家に引っ越すべきワケ まるで180度違う環境とは
東京都心部ではタワマンの値段が1億を超えるなど異常な上昇が続いている。しかし、それは子供のことを考えると決して賢い選択肢ではない。
■タワマンが本当にいいか
それは仕事のアクセスが最大の理由だったが、夜景や景色が綺麗に見えるので、買った際はここにずっと住みたいと思っていた。
しかし、家族が増えてくると、子供たちは室内を走り、大声が叫ぶようになると、どうしても上や下、左右の住民たちに迷惑が掛かっていないかと思うようになり、子供たちに走ったり大声で叫んだりしないよう、何回も注意した過去がある。
都内のタワマンは外形上立派に見えるが、殆どの部屋は60〜80平米程度であり、極めて狭い。家族4人では正直かなりの密集度で、快適に生活をおくれる環境ではない。
■郊外の一軒家へ
そして、家族が増えると、すぐに郊外の景観が綺麗な住宅街に引っ越した。周辺には所々に大きな公園があり、道も広く、街路樹も受けられ、自然が残っているので、都内タワマン乱立地帯と比べたら環境はまるで180度違う。
そして、部屋も増えてお庭もあるので、家族それぞれに精神的な余裕が生まれるようになった。人間は誰しも圧迫された狭い空間に長くいたくない。それによって精神的にまいる人も少なくない。
これは個人の価値観の問題であり、それを正当化するわけではないが、やはり都会では家族が増えたら郊外の空間に余裕がある地域に引っ越した方が、快適な生活を送れるとともに家族の笑顔が増えるように思う。
今日、都内のタワマンは価格だけが跳ね上がってしまい、決して賢い買い物ではなくなっている。両方とも住んで分かる筆者の経験だが、家族が4人以上になれば必ず引っ越した方が良いだろう。
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(取材・文/Sirabee 編集部・セレソン 田中)