猛暑に耐えながらの荷物配達で男性が気絶寸前 介抱し救った女性に称賛続々

記録的な猛暑の中、せっせと働いていた配達員。そのせいで体調が悪化してしゃがみこんでしまったが、親切な住人に救われた。

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耐え難い暑さに苦しみながら、必死に荷物を運んでいた男性配達員。ついには立てなくなったが親切な高齢女性が介抱し助けていたことを、『InspireMore.com』など海外メディアが伝えている。


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■暑さに耐えて配達

海外で働く荷物の配達員が、43度を超える記録的な暑さに耐えながら仕事を続行。重そうな荷物を高齢女性が暮らす家に運ぼうとしたが、一気に体調を崩してしまう。

配達員はしばらく必死に立った状態を維持していたが、どんどん前のめりになり膝をつく。その直後にはその姿勢も維持できなくなり、男性はその場にしゃがみ込んでしまった。

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■介抱した女性

杖をつきながら家の外に出てきた高齢女性は配達員の様子を見て驚き、状態をすぐに確認。大急ぎで家の中に戻り、冷えた水を入れて男性に差し出した。

それでも元気がなく倒れた状態の配達員を見て女性は心配し、再び家の中へ。今度は水分たっぷりで栄養補給にも最適なスイカを用意し外に出て、配達員に食べさせた。

さらには冷たいタオルを準備し、配達員の頭や首に当てて懸命に冷やす。

配達員は女性のおかげで元気を取り戻し、支えられながら立ち上がることに成功。その様子をとらえた動画がネットで公開され、話題を集めている。


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■称賛の声が続々

善意あふれる女性の行動について複数メディアが報じたところ、「なんて親切な女性なんだろう」という声が噴出。「こんな風に助け合える社会が理想的」というコメントもインターネットに多数書き込まれた。

その一方で、「外で一定時間以上過ごすスタッフが健康を害することがないよう、会社は対策を講じているのか」という疑問の声も多く上がっている。


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■命を落とした郵便配達員も

今年6月には、アメリカ・テキサス州ダラスで働いていた66歳の郵便配達員がある家の前で倒れるという事態に。近くで暮らす人が蘇生を試みたが死亡するという、最悪の結果になってしまった。

今も日本では、コロナの影響もあってマスクをつけて働いている人が多い。熱中症などにならないよう十分な対策をとっているのかなど、気になるところだ。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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