ビートたけし、ビッグモーターの企業体質に驚き 「ワンマンもいいとこ」
ビートたけしがビッグモーターの企業体質に驚きと苦言。若狭勝弁護士は「天地神明」発言を疑問視。
6日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしがビッグモーター前社長の記者会見に驚きの声を上げた。
■前社長の記者会見にたけしが…
番組冒頭、兼重宏之前社長の記者会見を見たたけしは「いやあいいですね、兼重社長。笑えますね。靴下の中にゴルフボールを入れて、車を叩いて『これはゴルファーに対する冒涜ですよ』って。話がズレていっちゃって」と笑う。
続けて「普通、車のほうだろ。ゴルファーに対する冒涜ですって言っちゃったのはすごいですね」とコメント。これには阿川佐和子も「ビッグモーターってちゃんとした会社だと思っていたんですけど」と嘆いた。
■若狭弁護士が解説
ゲストの若狭勝弁護士は阿川から「今回の件でどういう罪に問われる可能性がありますか?」と質問されると、「いろいろ疑われる犯罪が相当ありまして」と語る。
そのうえで「まず詐欺罪。だまして保険会社、損保会社に対して水増し請求をして保険金をいっぱいもらうとか。器物損壊。ゴルフボールで叩いて損傷させる。名誉毀損だとか侮辱罪だとか脅迫罪」と指摘。
一方で「刑事責任を追及するには難しさもある」と話した。
■企業体質にも苦言
たけしは「この親子は株を全部持っているんだろ? それで上場していないんでしょ? ワンマンもいいところだよな。昔そのままだよね」と苦言を呈す。
阿川も「今回は社長と副社長は退任するけれども、株は手放さないという形ですか?」と質問すると、東国原英夫が「資産管理会社が100%株を持っていますから。企業が売上を上げれば、全部株に配当として戻ってきます」と説明した。