恥ずかしい気持ちになって… 約5割の人が思う「素直になれない相手」に共感
心の中では、もっと素直な気持ちで接したいと思っているのに…。
好きな人の前では素直な気持ちを伝えたほうが、好感を持たれる可能性が高くなるかもしれない。しかし恥ずかしい気持ちがあるのか、好きな人にほど素直になれない人も多いようだ。
■約半数「好きな人ほど素直になれず」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女780名を対象に実施した調査では、全体で51.8%が「好きな人にほど素直になれない気がする」と回答した。
男女別では、男性が53.2%、女性が50.4%となっていた。
■家族に冷たい対応
家族に冷たい対応をしてしまう20代男性は、「家族のことはとても好きな気持ちでいるのですが、実際に顔を合わせるとそっけない対応をしてしまうことが多いですね。反抗期とかならまだしももういい大人なので、もっと優しい対応をしてもいいと思うのですが…。少し、恥ずかしいところもあるのでしょうね」と語る。
本当は家族に優しく接したいと思ってはいるようで、「もう少し年齢を重ねれば、家族に対してもっといい対応ができるのかもしれませんね」とも話していた。
■好きが表に出てしまう
好きな気持ちがすぐ表に出る20代女性は、「私は好きな人に対して、思いっきり好意を表に出してしまうタイプみたいなんです。自分ではそんなつもりはないのですが、周囲の人から『わかりやすい』といつも言われます。きっと本人にも、こちらの気持ちを気づかれているのでしょうね」と話す。
気持ちを話していないのに周りから冷やかされるのが嫌なようで、「もう少し、気持ちを表に出さないようにしたいと思っています」とも語っていた。
■若い頃の失敗
若い頃の恋愛で素直になれずに失敗した30代女性は、「当時、付き合っていた人には素直になれず、ちょっとしたことで当たるなどしていたんです。そんなことを続けていても、相手は疲れるだけです。最初はがんばってなだめてくれていたのですが、最終的には愛想をつかされてしまいました」と振り返る。
今なら違う対応ができたはずだと思っているようで、「今は恋愛をしていませんが、大切な人たちに素直になれている気がします。あの頃にもこんな気持ちがあれば、失恋しなかったのでしょうけれど…」と続けた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女780名