『カールじいさんの空飛ぶ家』原題が“まったく違う”と話題に 「ビビり散らかした」

きょう4日の金曜ロードショーで放送される『カールじいさんの空飛ぶ家』。その“意外過ぎる原題”に女優・松井玲奈は「シンプルで好きなタイトル」と言及も。

2023/08/04 13:45

風船・空飛ぶ家

きょう4日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)にて、『カールじいさんの空飛ぶ家』が放送される。SNSでは、同作の原題と邦題の違いが話題となっている。


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■現代と邦題が違う作品

海外の映画が公開される際、原題と日本公開時の邦題がまったく変わる場合がよくある。

アニメ映画でも、『アナと雪の女王』の原題が「Frozen」(凍った、冷たい)、『塔の上のラプンツェル』が「Tangled」(もつれた、絡まった)、『レミーのおいしいレストラン』が「Ratatouille」(ラタトゥイユ=フランスの煮込み料理、“Rat”はネズミ)と、原題と邦題がかなり違う作品も多い。

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■さまざまな意味が込められたタイトル

じつは『カールじいさんの空飛ぶ家』も、原題は「Up」とかなりシンプルだ。

“Up”には「上へ、上昇」といった意味のほかに、「幸せ、元気」といった意味もあり、思い出の詰まった家で空を飛んで冒険をする様子や、カールじいさんが幸せを見出す様子が浮かんでくる。

また、「grow up」で「成長する」という意味になることから、一緒に冒険をする少年・ラッセルの“成長”も表現しているのでは、と考える人も。


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■松井玲奈も「シンプルで好き」

この原題について、女優・松井玲奈は「シンプルで好きなタイトル」と言及していた。

SNSでも、作品ファンから「一言で表される原題も素敵…」「原題だとUpなの好き」「カールじいさんは原題が良すぎて『日本語の馬鹿野郎!』ってなる」との声が寄せられた。

ただ、邦題はタイトルだけで作品の内容が伝わりやすくなっているという面もあり、「原題が『Up』なのにはビビり散らかした…タイトルから話が想像できない」「直訳すると明らかにおかしくなる」「原題シンプル過ぎやろ」という人も見受けられた。

ちなみに、きょう4日より公開の新作映画『マイ・エレメント』と同時上映される短編『カールじいさんのデート』の原題は「CARL’S DATE」とストレートなものになっている。

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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ

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