数十円のファックス送信で4500万円獲得? 「レシートくじ」1等当選の男性が話題
「なかなか当たらない」と嘆く人も多い宝くじ。台湾では、コンビニエンスストアでファックスを送信した男性が、1等に当選したようだ。
連絡事項やファイルの送信など、メールで何でも済ませられるようになり、ファックスを使う機会は激減した。ところが、そのファックスを使用した男性が、大きな幸運を手にしたという。
驚きの話題を、シンガポールの『AsiaOne』や『Head Topics』が報じている。
■67円でファックスを送信
注目を集めているのは、台湾北西部に位置する新竹県(しんちくけん)に住む男性。少し前、コンビニエンスストア『Hi-Life』で、15ニュー台湾・ドル(約67円)を支払い、ファックスを送信した。
台湾のコンビニエンスストアはどこも、商品を購入すると上部に8桁の抽選番号が印刷された「統一レシート宝くじ」が発行され、2ヶ月に1回当選発表が行われる。
■1等が大当たり
このたび、5~6月中におけるレシート宝くじの当選発表が行われ、なんと1等はたった67円でファックスを送信した男性が手にした。
賞金は1,000万ニュー台湾・ドル(約4,500万円)。これまでの当選者のなかで、最小額で最大額を当てたことになるそうだ。SNSでは「67万倍になって返って来た!」「今の時代にファックスっていうのがいいね」など、反響も大きい。
■台湾ではおなじみのレシートくじ
この「統一レシート宝くじ」は1951年から始まったが、観光客を含む誰でも参加が可能で、当選結果は2ヶ月分を奇数月の25日に発表する。
台湾政府にとっては、レシートの発行および保管を徹底させることで、脱税を防ぐ目的もあったそうだ。観光や出張で台湾を訪れた際は、「レシートは必ず保管」と覚えておきたいものだ。
■高額当選の経験は?
Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女3,140名を対象に調査したところ、全体の5.4%が「宝くじで高額当選した経験がある」と回答した。
「気軽にできるロトが好き」「毎年年末ジャンボを購入している」という人は多いが、決まって「高額当選はしたことがない」と耳にする。
「1等じゃなくても、10万円くらいは当たってほしい」との声のほか、「そもそもくじを買ったことがない」といった人も意外と多くいるようだ。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)
対象:全国10代~60代の男女3,140名 (有効回答数)