デーブ・スペクター、ビッグモーター事件で日本の車検制度そのものを疑問視
アメリカから見ると、日本の車検制度そのものがおかしい? ビッグモーター事件に絡めてデーブ・スペクターが指摘する。
30日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に、タレントでテレビプロデューサーのデーブ・スペクターが生出演。中古車販売大手・ビッグモーターの大規模不正事件に関連し、日本の車検制度そのものに疑問を呈した。
■「ここまでやってる国見ない」
幹部の謝罪会見などさまざまな進展があった同ニュースを紹介していると、デーブは「それにちなんでどうしても聞きたいんですけど」と割って入る。
「そもそも論で、今車検って必要ですかここまで?」と続け、「世界中でここまでやってる国見ないですよ」「排気ガスチェックしたり、60ドルくらい」など、日本の車検制度に対して疑問を呈した。
■「おかしくないですか?」
デーブはさらに、「戦後、車ができた頃は安全の心配あったんですけど、今は日本の車が一番良くできてて、作りがいいから売れてるのに。なのに車検がこんなにあるっておかしくないですか? 正直言って」と重ねて疑問視。
「無理矢理作られて、みんな納得するような」「生活者は損するだけで、今廃止論とかないんですか? あるいはせめて縮小するって」などと続け、自動車生活ジャーナリストの加藤久美子氏に回答を求めた。
■アメリカではドライバー自身が修理?
加藤氏は「車検は必要だと思います」「日本車の価値を高めてるものなんですよ」「6年経ったら減価償却で法定的にもゼロになるとか、そういう考えはやめたほうがいい」などと真っ向から反論したが、デーブもこれに反論。
減価償却には「それは新しい物が好きっていうのも背景にあると思うし」と指摘し、「アメリカで調査したんですけど、安全にあまり関係ないと。つまり、安全に関わるようなブレーキとかそういうものは、ドライバーが2~3週間で自ら直してるんですよ。車検でわかったからではないということもあって」と述べた。
■「こんな大金を…」
「こんな大金を、みんなに払わせる必要があるかってことを聞きたい」とさらに踏み込むと、MCの爆笑問題・太田光も「それは国の政策としての問題があるんじゃないかって?」と話に乗る。
デーブはこれに「アメリカは車社会で…」と話したが、ここで田中裕二が「ちょっと話逸れちゃったんで話し戻しますけども!」と軌道修正。経営幹部の刑事責任について話題を変えた。
・合わせて読みたい→デーブ・スペクター、懐かしのディズニーチケット発見 「引き出しから…」
(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)