迷惑をかける行動だけど… 約6割が「人の遅刻」に対して取る意外な対応とは
あまりにも長いものは嫌だけれど、少しの時間であれば…。
遅刻をすると、相手の信用を失うと思っている人もいるかもしれない。しかし意外にも、遅刻に対して寛容な人も多くいるようだ。
■約6割「遅刻には寛容」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「遅刻への対応」に関する意識調査を実施したところ、全体で61.6%の人が「人の遅刻には寛容なほうだと思う」と回答した。
男女別で見ると、男性が62.7%、女性が60.5%となっていた。
■若い男性に多い傾向
性年代別では、10〜30代の男性が高い割合になっているのが印象的である。
しかし他の年代や性別でもほとんどが半数を超えており、幅広い層で遅刻に寛容な人は多くいるようだ。
■事前に連絡があれば許せる
人の遅刻は受け入れるほうだという30代男性は、「連絡してくれたらどこかで時間を潰しておくので、遅刻されたからといってイライラすることは少ないと思います。自分自身もたまに遅刻することがあるので、人のことをあまり言えないのもあるでしょうね」と気持ちを語る。
しかしきちんと連絡はしてほしいようで、「なんの連絡もなく、数時間も待たされるのは嫌ですね。そこまでになると、苛つく気持ちよりも『なにかあったのではないか』との心配が勝ります。心配していてもほとんどの場合は、ただの寝坊だったりするのですが…」とも話していた。
■会社は遅刻しないのに…
遅刻癖のある友達がいる30代女性は、「10分くらいの遅刻くらいなら受け入れますが、さすがに1時間とか遅れてくるのは社会人としてどうかと思うんです。人の時間を奪っている行為なのかわかっていないのか、ヘラヘラと笑ってやってくるところもイラッとするポイントで…」と不満を口にする。
相手を見ているところも嫌なようで、「その友達は、『会社で遅刻はしない』と言っていました。それができるなら、なぜ私たちとの約束は守れないのかと思ってしまいますよ。許されそうな相手のときには、気が緩んでしまうのでしょうね。甘くみられている気がしますよ」と続けた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名