匂いが気になる季節、「苦手な体臭ランキング」を調査 「汗臭さ」を上回ったのは…
夏は体臭が気になる季節。「汗臭さ」や「加齢臭」よりも苦手な人が多かった匂いは…。
気温が高いだけでなく、湿度も高いため過ごしにくい日本の夏。汗をかきやすく、体や服が汗臭くなりがちな季節だ。夏は汗の匂いだけでなく、さまざまな体臭も気になりやすい。とくに嫌がられているのは、どんな匂いなのだろうか。
画像をもっと見る
■「わきが」「口臭」が上位
Sirabee編集部は、6月30日〜7月2日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に「苦手な他人の体臭」についての調査を実施。その上位を紹介しよう。
苦手だと答えた人が最も多かったのは、「わきが」で32.9%。季節を問わない匂いだが、とくに汗をかきやすい夏場は刺激的に感じられる体臭だ。
2位は28.6%の得票で「口臭」。こちらは、さらに季節を問わないが、コロナ禍も落ち着いてマスクを外して会話する機会も増えているため、匂いの影響を受けやすくなっている可能性も。
以下、汗臭さ、加齢臭、香水が微差で続き、柔軟剤は一段少なく2.6%だった。
■女性は「汗臭さ」も苦手
男女では体から発しやすい匂いが異なることもあってか、苦手な匂いについてもやや傾向が異なるようだ。男性の場合、上位は変わらないが、加齢臭が3位なのに加えて、香水が苦手な人が汗臭さよりも多い。
一方、女性の場合は汗臭さが他を引き離して3位にランクインしている。少数回答ではあるが、柔軟剤の匂いが苦手な人も男性よりは多い傾向があるようだ。
ドラッグストアやコンビニなどでは、肌を清潔に保つためのシートやスプレーなども多く取り揃えられているこの季節。脇の下や耳の後ろ、首筋など、匂いを発しやすいエリアをきれいにしながら、気持ちよく夏を乗り切りたいものだ。
■執筆者紹介
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
・合わせて読みたい→友達の異様な体臭を指摘したい女性 傷つけず上手に伝える方法は…
(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)