座席に“アレ”を敷くだけ 車の乗り降りがグッと楽になる方法を警視庁が紹介
タクシーなどセダンタイプの車の乗り降りが楽になるアイテムを警視庁が紹介。高齢者や妊婦らの通院の際にも役立ちそうだ。
警視庁警備部災害対策課が24日、ツイッターを更新。車高の低い車に乗り込む際に役立つアイデアを紹介し、反響を呼んでいる。
■高齢者や妊婦の乗り降りに
タクシーなどのセダンタイプの車は、車高が低く、乗降口も狭いため、筋力が低下した高齢者や、お腹の大きな妊婦が乗り降りするのには一苦労だ。
そこで同課では、「車高が低いセダン車のような車に、高齢者や妊婦さんなどを乗車させる場合、座席に腰かけてから足を入れるのは大変です」としてアイデアを紹介。
■シートの座面に敷くだけ
その方法とは、シートの座面にビニール製のレジ袋を敷くだけ。袋の上に座ると滑りがよくなり、お尻が回しやすくなるため「レジ袋(ビニール製)を敷いて、クルッと腰を回すだけで楽に足が入ります。足を怪我した人を運ぶときにも有効です」と説明する。
ただ、レジ袋を敷いたままだと滑りやすいため、「車高の高いワンボックス車は座席から落ちる場合があるので注意を」とも呼びかけている。
■「使わせてもらいます」の声も
レジ袋をたった1枚使うだけのアイデアに、ユーザーからは「覚えておきます」「やってみます」「年取った両親タクシーに乗せるときに使わせてもらいます」といった声が寄せられた。
また、「座ったら外すってことですよね? 忘れてそのまま走ったら危ないですね」と、安全な使い方を補足する人も見受けられた。