格ゲーマーの「2より上の数え方」が独特すぎる つい言ってしまう2文字の正体は…

2の次の数は、言うまでもなく3である。しかし、2回以上同じ行動を見ると「一生」と表現する人も少なくないのだ。

2023/07/17 04:45

格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズ最新タイトル『ストリートファイター6』のリリースから早やひと月。どっぷり「格ゲー漬け」の日々を送っている人も少なくないだろう。

今回は、知っておくとためになる、今日から使える格ゲー用語「一生」についてチェックしていきたい。

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■格ゲーマー、2より上は「一生」説

格ゲー

改めて明記することでもないが、数字の1の次は2、そして2の次は3である。しかしこの常識が往々にして覆るケースが多いのが格ゲー界隈。

格ゲーマーの多くは語感の良い大袈裟な表現を好み、「2回以上同じ行動を見ると『一生』という表現を使用する」という、変わった特性を持っているのだ。これは果たしてどういうことかというと…。

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■ここで言う「一生」の意味は…

勿論ここで言う「一生」とは、言葉本来の意味である「生まれてから死ぬまでの間。生涯」を指すワケではない。

しかし「フレーム」と呼ばれる「60分の1秒」という時間の単位で対戦する格ゲーマーにとって、2回以上の同じ行動は、もはや「一生」と表現するに値するのだ。

こちらの「一生」はあまり良くない印象を含む場合も多い。たとえば相手の前ジャンプや弾抜け行動を恐れずに波動拳を連射する相手に対して「一生波動撃ってる」、拒否行動として昇竜拳を連続で撃つ行為に対して「一生昇竜擦ってる」といった具合である。

こうした「一生」は2回以上の同じ行動に対して使用されるケースが多いが、相手の行動を窺って「待ち」に徹する戦術に対して「一生待ってる」「一生しゃがんでる」などの表現が使用されることも。

そこで今回は、全国の10〜60代の男女855名を対象として「2回以上の同じ行動に対して『一生やってる』と言った経験」の有無について、調査を実施することに…。


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■「特定の世代」がメイン

一生やってるグラフ

調査の結果、2回以上の行動に対して「一生」という表現を使用した経験があるのは、全体の21.5%と判明。

一生やってるグラフ

やはり若い世代に好まれる表現なようで、10〜20代は経験者の割合が38.9%と、全年代で最大という結果に。以降は数値が減少しており、1つ上の30代ですら経験者の割合は21.2%である。

一生やってるグラフ

なお、10〜30代に限っていえば男性より女性の方が経験割合が大きくなっており、その語感の良さからか「一生」は格ゲー以外の界隈でも使用されているのだろう。

これまで使用した経験がなかった人も、ぜひスナック菓子感覚で「一生」というフレーズを使ってみてほしい。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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