日焼け止めを塗り忘れて大変なことに… 約6割の人が肌トラブルを経験していた
肌の露出が増えるこの季節、真っ赤に焼けてつらい思いをしないよう、外出時には日焼け止めを忘れずに。
■日焼け止めを塗り忘れ痛い思いを…
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で64.1%の人が「日焼け止めを塗り忘れて痛い思いをしたことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は57.7%、女性は70.8%という結果になっている。
■日焼け部分が火照り寝苦しい
編集部が話しを聞いた40代の男性は、「週末は子供のサッカーの練習に付き合っているのですが、カンカン照りの日に日焼け止めを塗り忘れ、一気に焼けて大変でした」と述べた。
練習中は動いているためそこまで気にならなかったというが、帰宅してみると体中が真っ赤になっており、しばらくは発熱したように全身が熱く、夜も寝苦しくて大変だったという。
■足の甲に塗り忘れて真っ赤に…
塗り忘れた部位だけ真っ赤に焼けてしまったという30代の女性は、「子供の運動会の観覧にサンダルを履いていったのですが、足の甲に日焼け止めを塗り忘れてしまって、熱いし痛いしで、とてもつらい思いをしました」と述べた。
タオルを掛けてみたり、荷物を置いてみたり工夫はしたが、常に隠すことはできず、帰宅する頃には真っ赤になってしばらく痛い思いをしたという。
■活動条件に合った日焼け止め選びを
日焼けで赤くなるのは皮膚の火傷で「サンバーン」、黒くなるのはその結果起こるメラニンの増加で「サンタン」という。日焼けの原因となる紫外線にはUVAとUVBがあり、UVBのほうが日焼けを起こす力が600~1000倍強いのだそう。
公益社団法人日本皮膚科学会の公式HPによると、日焼け止めは常に効果が高いものを使用する必要はないそうだが、屋外での活動を行う際に皮膚が火傷のような「サンバーン」状態になるのを防ぐには、UVBの防御効果を示すSPFの値が20以上、UVAの防御効果を示すPAが+++以上のものを選ぶのがオススメのようだ。
また、塗る量が少ないと、想定される効果も得られないことがあるため、規定量をしっかりと塗ることが大切なよう。そもそも、塗り忘れてしまっては意味がないのだが…。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ゆきのすけ)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)