夏、寝る時に蚊取り器を使う? 「いつも使用派」は意外と少なく…
寝る時に不快な蚊の羽音。昨今は便利な蚊取り器も販売されているが…。
夏の夜は、暑さと湿度で寝苦しさもひとしおだが、さらに不快さを増すのは部屋の中に蚊が入り込んでしまった時。寝入りばなに耳元に「ブーン」と音がすると、もう一度起きて”犯人”を叩き落とすまでは眠りづらい人もいるだろう。
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■様々なタイプが
かつて定番だった伝統の蚊取り線香から、コンセントに差したまま1〜2ヶ月も使えるもの、電源が必要ないタイプなど様々な蚊取り器が販売されている。中で蚊取り器を焚く萬古焼の蚊遣り豚も、夏の風物詩のひとつだ。
今の時代、寝る時にこうした蚊取り器を使っている人がどれくらいいるのだろうか。
■3割強が使用
Sirabee編集部が、6月8〜9日にかけて、全国10〜60代男女950名を対象に「夏季の蚊取り器使用」について調査したところ、「いつも使う」と答えた人は7.8%。「時々使う」が24.4%だった。
67.8%の人は部屋に蚊が入り込むことがあまりないのか、使用していないようだ。
■「いつも使う」は中四国で最多
蚊がどれくらい発生するのか、室内に入りやすいのかには、地域差や都市化の度合いも影響するかもしれない。
そこで、今回の調査結果を地域別に検証してみると、蚊取り器を「いつも使う」と答えた人が最も多かったのは、中国・四国で13.5%。また、関東地方でも1割を超えている。
時々使う人を合わせると、北関東と北信越で4割を超えた。中部、近畿ではやや低く、集合住宅など気密性の高い住居では蚊に悩む人も少ないのかもしれない。
■執筆者紹介
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女950名(有効回答数)