「きれいだね」とは絶対に言わない夫と結婚41年 耐え続けた妻の不満が爆発
大好きな夫に、「かわいいね」「きれいだよ」と褒めてほしい。そんな女心を夫はまるで理解してくれず、妻はさみしい思いをしている。
「前の妻はきれいでホットだった」などと言って絶対に褒めてくれない夫について、助言を望む女性の投稿を海外の人生相談『Dear Abby』が取り上げ話題に。それをアメリカのメディア『New York Post』などが紹介している。
■前妻の容姿を褒めた夫
アメリカ・ケンタッキー州で暮らす女性は、現在の夫とずいぶん前に初デートに行った際、離婚経験がある夫から意外なことを言われてショックを受けた。
「俺の前妻は、セクシーで美人だったんだ」。そんな言葉を聞き「私には勝てっこない」という敗北感を味わった女性だが、その後も交際は続き結婚に至った。
■世の男性を見て悲しい気持ちに
女性は夫をいい人だと思い感謝もしているが、「きれいだね」と褒めてくれることはまずない。最近では、テレビで愛情たっぷりの男性を見るたび虚しさと悲しみがこみ上げてくる。
結婚からすでに41年がたち、夫に気持ちを打ち明けても「俺はこういう男だから」としか言ってもらえない。夫の性格を分かったうえで結婚したはずなのに、女性は「さみしい」「がっかり」という気持ちを拭えないままだという。
■夫を痛烈に批判した回答者
投稿を受け付けた回答者は、「初デートで前妻をホットだと褒めるような男性と、よくその後もデートしましたね」「そもそもあなたに対し、前妻の容姿を語る必要をなぜ感じたのでしょうか」といった疑問を投げかけた。
また「俺の性格は前から分かっていただろう」という夫の言い分については、「無神経な夫の言い訳にすぎない」「謝罪とは程遠い」と断言している。
さらに「あなたは彼を『良い夫』と言いますが、私には鈍感な人にしか思えません」「あまり良い人ではありませんね」と率直な感想も書いている。
■配偶者を褒めるべき
夫には「照れくさい」「恥ずかしい」と思う気持ちもあるのかもしれないが、「かわいい」「きれい」という言葉で妻の気持ちはずいぶん明るくなる。
アメリカの一部メディアは過去に離婚を回避する方法として、「配偶者を褒めなさい」「二人きりのとき、また人前でも意識して褒めてあげて」と伝え話題を集めた。夫が思い切って「かわいいよ」「素敵ね」と褒め合うことで、夫婦の関係は変わるのかもしれない。
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（文／Sirabee 編集部・マローン 小原）
