イーロン・マスク買収以降、混乱続くツイッター 7割が「使いにくくなった」

閲覧制限などが混乱を呼んだツイッター。Threadsの登録者数も増えているがユーザーはどう感じているのだろうか。

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米EV大手・テスラや宇宙開発を手掛けるユニコーン企業・スペースX社を率いるイーロン・マスク氏が、昨年10月に買収を完了した短文SNS・ツイッター。

赤字体質が続いており、当初はユーザーや世間にも歓迎の声があったが、その後はこれまでのユーザーを無視するような方針変更が相次ぎ、混乱が拡がっている。


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■スレッズは1億ユーザー突破

FacebookやInstagramを運営するmeta社は、7月6日にツイッターに似たSNS「Threads(スレッズ)」を公開。わずか5日間で1億ユーザーを突破したことからも、ユーザーの不安が垣間見える。

経営改善のためとはいえ、ユーザーにとっては改悪ともいえる事態が続いているツイッター。さまざまな変更については、どのように受け止められているのだろうか。

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■7割が「使いにくく」

Sirabee編集部が、6月8〜9日にかけて全国10〜60代の男女ツイッターユーザー575名を対象に「最近のツイッターへの印象」について調査したところ、「とても使いやすくなった」と回答した人はわずか3.1%。

「やや使いやすくなった」は27.7%存在し、3割程度は使いやすくなったと感じていることがわかった。一方、最も多かった回答は「やや使いにくくなった」で51.3%。「とても使いにくくなった」も17.9%にのぼっている。

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■女性はとくに厳しい

今回の調査結果を男女別に検証してみると、男性では「使いやすくなった」と感じている人が35.2%。一方、女性では26.4%にとどまっており、女性ユーザーのほうが昨今のサービス変更については否定的な印象を持っている可能性が高い。

Threadsへのユーザー移籍は起きるのか、起きるとしたらいつ頃からなのか。注目だ。

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■執筆者紹介

タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター

1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。

著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)

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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年6月8日~6月9日
対象:全国10代~60代男女950名(有効回答数)

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