東国原英夫、ryuchellさん死去受け“夫婦・家族の在り方”に持論 「様々な形や価値観がある」
ryuchellさんへの誹謗中傷を「言論の自由」などと捉えることに対して東国原英夫が反論した。
元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が14日、自身の公式ツイッターを更新。12日に死去したタレント・ryuchell(りゅうちぇる)さんへの誹謗中傷について言及した。
■ryuchellさんが築いた「新しい家族の形」
きのう12日にタレント・ryuchellさんの死去が報じられた。27歳だった。東京・渋谷区にある事務所で倒れているところをマネージャーが発見し、午後5時半頃に通報したとのこと。
ryuchellさんはタレント・pecoと2016年に結婚し、2018年に第1子男児が誕生。しかし2022年に離婚し、「『新しい家族の形』として同居は続ける」と発表した。
性自認に悩みがあったことを告白し、その後は女性らしく着飾った姿をSNSで披露してきた。
■誹謗中傷に指摘
東国原はきょう14日のツイートで、2人をめぐる誹謗中傷があったことに言及。
「ryuchell氏・peco氏の夫婦・家族の在り方に対して、心ない誹謗中傷があったことは事実」と述べた上で、「多様化の時代、家族や夫婦には様々な形や価値観がある。それに対して、人格・人権を否定するような誹謗中傷や罵詈雑言はあってはならない」と指摘。
ryuchellさんへの誹謗中傷を「多様化の1つ」「言論の自由・表現の自由」と捉える声も見かけるそうだが、これについては「当たらない」と正当化することを否定した。
■「本当に許せない」と憤る声
東国原のツイートを見たユーザーからは、「何で誹謗中傷をするんだろう!」「『とやかく言う奴』は、本当に許せない」と憤る声や、「誹謗中傷ではなく、アドバイスや叱咤激励の言葉であってほしいですよね」と願望をつづったコメントが届いている。
■主な相談窓口
・いのちの電話
ナビダイヤル=0570-783-556(10時~22時)
フリーダイヤル=0120-783-556(16時~21時。毎月10日は8時~11日8時)
・日本いのちの電話連盟(https://www.inochinodenwa.org)