原辰徳監督、坂本勇人の後釜に期待する選手に苦言 「バッティングが…」
原辰徳監督が坂本勇人選手の後釜として期待している選手の存在を挙げ、苦言とエール。
読売ジャイアンツの原辰徳監督が同球団OBの岡崎郁氏のYouTubeチャンネルに出演。坂本勇人選手の後釜として期待している選手を語った。
【動画】原辰徳監督が坂本勇人選手の後釜として期待している選手を語る
■坂本選手の故障に原監督が…
今回の動画は原監督と岡崎氏がジャイアンツの前半戦についてトーク。そのなかで岡崎氏が坂本選手が6月の広島東洋カープ戦で故障したことに言及する。
原監督は「交流戦明けでね。4日ぐらい時間が空いてリフレッシュも、矯正も含めてやって、体調も良くなったんですよね。たぶん、 動きすぎたんでしょうね。1打席目でしたからね」と語る。
続けて「調子が上向いてきただけにというところはあるし、1番バッターも固まりつつあるというところでね。まあそういう意味では。まあしかし、よだれを流していてもしょうがない」と話した。
■後釜として期待している選手を挙げる
坂本選手の復帰について原監督は「オールスター明けには戻ってきてくれるかなとは思っているけど、いるメンバーでやるしかないから」とコメントする。
岡崎氏は「中山、門脇というところが坂本の代わりに出ていると思うんですが、まあちょっと…」と語ると、原監督は「北村も入ってほしいわけよ」と北村拓己選手の名前を挙げる。
そして「北村も何試合も使ったんだけど、なかなかね。なんというか、なかなか難しい。ショートというポジションはチャンスなんですけどね」と話した。
■バッティングに苦言
話を聞いた岡崎氏が「北村はこっち（打撃）ですか？」と質問すると「バッティングだね」と原監督。
さらに岡崎氏が「北村は僕がスカウト部長のときに入った選手。亜細亜大学のときはサードだったんですよ。ショートもできるんですか」と驚くと「あのね、守備は上手だよ。スローイングも良いしね」と語る。
そして「脚力はあまりないけどね。非常に器用な選手なんだけど、なかなかバッティングがね」とコメントした。
■「這い上がってきて」とエール
北村選手のバッティングに原監督は「練習のバッティングがゲームでできないと言うかね。練習でこの重身で打っているのに、試合になったらこの重身で打とうとしたって、それはなかなかね」と苦言を呈す。
そのうえで「そういう話は一生懸命北村ともしているんですけど。まあ、また這い上がってきてくれるといいんですけどね」とエールを送っていた。
