15歳娘の「私はトランスジェンダー」宣言に驚いた父 対応間違え親子関係が悪化

我が子の“トランスジェンダー宣言”に戸惑い、うまく対応できなかった父親。気持ちを受け止め和解することはできるのか。

父・娘・親子・けんか・説教

「男になる」と言い張る娘に困惑し、「混乱しているのではないか」と言ってしまった父親。それが原因で関係に亀裂が生じたことを嘆く父親の投稿が、話題を集めている。


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■離婚後の家族関係

海外で暮らす男性(50)はかわいい娘(15)を大事に育ててきたが、その母親とは娘が小さい頃に離婚した。

それでも親子関係は問題なくむしろ良好だったが、娘が成長するにつれて徐々に変化した。特に思春期に入ってからは確実に関係が悪化しており、娘はいつも腹を立てているように見える。泊まりに来てもほとんど話そうとせず、態度も決して良いとは言えない。

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■ある発言に娘が激怒

昨年になると娘は「男になりたい」「私はトランスジェンダー」と言い始め、生まれた時に与えた女性名ではなく男性名を使うようになった。

想定外の展開に驚いた男性は戸惑い、「お前、混乱しているんじゃないのか」と発言。さらにうっかり女性名で呼んでしまったせいで娘にキレられ、「パパにはもう二度と会いたくない」と突き放されてしまった。

その日から娘は男性を避けるようになり、今では会うことさえ拒否している。この経緯については元妻にも話してみたが、「あなたが悪いのよ」「息子として受け入れてやればいい」としか言われなかった。


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■「娘の幸せが第一」と助言

「娘に対する対応を間違えたのかもしれない」と悩む男性がイギリスのメディア『The Sun』に投稿したところ、回答者は「娘さんの幸せを第一に考えてあげてほしい」とアドバイスした。

しかし回答者は「第二次性徴抑制剤の使用やホルモン療法が、長期的にどのような影響を体に及ぼすかはよく分かっていない」と説明し、親にも十分な知識が必要だと助言。さらに離婚も親子関係の悪化に関係している可能性を示唆した。

海外では成人前に治療を受けた元トランスジェンダーが後悔し、医師たちを訴えるケースが増えている。治療については早急に決めず、さまざまな事例をチェックして十分なカウンセリングを受けたほうがいい。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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