「亡き父の笑顔が見たい」女性に人々が救いの手 見事な画像加工で夢を実現
寂しそうな父親の写真が、温かく素敵な笑顔の写真に…。SNSユーザーが無料で画像を加工し、女性を喜ばせた。
ずっと前に亡くなった父親の写真を見るたび、「優しい笑顔が見たい」と考えていた女性。そんな願いを叶えるために優しい人たちが尽力したことを、『Thaiger』などタイのメディアが伝えている。
■娘から亡き父への思い
タイで暮らす女性が、今は亡き父親の写真をSNSの画像加工グループで公開し、「私のお父さんは、今から19年前に亡くなってしまいました」「またお父さんの明るい顔が見たい。それが私の望みです」と書き込んだ。
写真に写る男性はとてもハンサムだが笑顔がなく、表情はさみしげだ。画像も古くぼやけてはいるが、女性は「写真を編集・加工してお父さんを笑顔にしていただけませんか」とメンバーたちにリクエストした。
■立ち上がったメンバーたち
女性の投稿と写真を見た多くのメンバーが深く同情し、写真を上手に加工してあげようと決めた。さっそく複数のメンバーが作業に取り掛かり、自然で優しい笑顔の写真に作りかえたという。
出来上がった画像は鮮明で、加工前には閉じていた口は品よく開き美しい歯も見える。メンバーたちは無報酬で完成度の高い写真に仕上げ、女性の夢を叶えた。
■メディアも称賛
この経緯について伝えた一部メディアは、力を合わせて画像を加工したメンバーたちの善意を称賛。「『父の笑顔が見たい』と望む娘の心を癒やした」と報じている。
SNSについては他人とつながるという点も含めて危険な側面も多々あるが、利用方法を間違えなければメリットもある。この女性もグループを上手に選び、「二度と見ることはない」と思っていた父親の笑顔に会うことができた。
■さまざまなサービスが身近に
画像編集・加工の技術が発展し、古い白黒写真をカラーにする、ぼけた画像を鮮明にするといったサービスも人気を集めている。古い祖父母の写真を新しく蘇らせて、両親にプレゼントする人も少なくない。
「大事な1枚を蘇らせたい」という人は、プロに相談してみるのもいいかもしれない。
・合わせて読みたい→ミキ・昴生、“妹”・太田奈緒との2ショットを公開 「もう今は立派な女優さん」
(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)
Photoshopレタッチ・加工 アイデア図鑑 すぐに使えるレタッチの基本から、目を奪われるプロレベルの作品まで【Amazonでチェック】