山崎怜奈、安倍晋三元首相銃撃で自責の鈴木エイト氏を擁護 「その責任は問えない」
安倍晋三元首相銃撃事件の責任を感じるという鈴木エイト氏に、山崎怜奈は優しい言葉をかける。
■鈴木エイト氏ショックの理由
前日に銃撃事件1年を迎えたこの日、番組には旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)を長年取材しているジャーナリスト・鈴木エイト氏が出演。
VTRでは、山上徹也被告との面会に大阪拘置所を訪れた様子も流され、エイト氏は「接見した弁護士から、『事件前に山上被告がエイトさんにメッセージを送ったけど、返事が来なかった』とポロッと言われまして。それでひどくショックを受けまして…」と悲痛さをにじませた。
■「僕の責任も問われます」
銃撃現場で献花した際にも、エイト氏は報道陣の取材に「安倍元首相が亡くなったことへの責任を痛感している」などとコメント。
ここでもメッセージについて触れ、「山上被告と事件前に、僕はメッセージのやりとりをしていたことを今年知ったんですが、その中で、彼が僕の記事を全部すっと読んでいたということも今年知った」と発言。
「彼が安倍元首相を狙った動機面を、僕の記事が担保している」「彼がそこを要因にしているのであれば、僕の責任も問われますし」など、自身の責任論を展開した。
■「その責任は問えないなと思っていて」
スタジオでも、エイト氏は自身の記事について「事件の要因のひとつであるとすれば、責任を取る覚悟がありますし」とし、裁判に関わる覚悟も宣言。
これに対し、山崎は「(山上被告が)エイトさんにダイレクトメッセージをツイッター上で送られていたことに対して、すごく『気付けなかった』みたいな気持ちも、先ほどVTRの中にありましたけど…」とエイト氏の自責に言及。
そして、「私はその、SNSのDMって毎日ずっと見ているわけじゃないから、その責任は問えないなと思っていて」と自身を責めるエイト氏を擁護した。
■「気持ちを委ねられる先が他にもたくさんあったら」
山崎はさらに、「どちらかというと、その、被害者家族の会みたいな、ここに相談できるかもしれないっていうふうに、気持ちを委ねられる先が他にもたくさんあったら、ちょっとでも違ったのかなって思うので」「過去のことなので今さらですけど思いました」と、エイト氏以外に相談先があれば変わっていたのではと指摘。
これにエイト氏は、「彼は犯罪者ですけど(宗教2世問題の)被害者でもあるので。なぜこういった犯罪が起きてしまったのか、どっかで止められたんじゃないかっていう点も含めて、重要なんじゃないかと思います」と答えている。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)