夏には欠かせない日焼け止め 「いつも塗る人」女性は男性の10倍と判明
梅雨明けを前にして早くも真夏の雰囲気の日本列島。日焼け止めの使用について極端な男女差が判明した。
沖縄・奄美地方以外ではまだ梅雨明けとはいかない日本列島だが、すでに真夏のような日差しと気温が続く地域も。街には日傘を差す人の姿も多く見かけるようになった。
■日傘や日焼け止めが役立つ季節
紫外線が強くなる夏は、直射日光が気になる季節。昨今は男性でも日傘を差す人がちらほら見られるが、もっと一般的なのは日焼け止めだろう。
屋外でスポーツをする際や海やプールに行く時などは使う人が多そうだが、日常的にはどれくらいの人が使っているのだろうか。
■いつも塗る人は3割
Sirabee編集部が、6月8〜9日にかけて、全国10〜60代男女950名を対象に「夏の日焼け止め使用」について調査したところ、「いつも塗る」と答えた人は32.3%。「時々塗る」が31.6%だった。
最も多かった答えは「塗らない」で36.1%にのぼったが、全体としては大きく3分されている。夏であっても日焼け止めを常に塗る人は、それほど多くないようだ。
■男女差は10倍に
ところが、女性は肌を灼きたくないという意識があるためか、今回の調査でも極めて男女差が大きい。男性で「夏は日焼け止めをいつも塗る」と答えた人はわずか5.7%なのに対して、女性では55.1%。
「塗らない」と回答した人は男性では63.9%だが、女性ではわずか12.3%だった。女性の場合、ファンデーションなどで日焼け止め効果がある商品もあり、化粧が習慣化していることもこうした差となっているのかもしれない。
■執筆者紹介
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女950名(有効回答数)