「名字が珍しいせいで子供がいじめられないか心配」 悩む母親に理解の声
少し変わった名字が原因で、子供たちが笑われる可能性も…? 心配する女性に、さまざまな助言が寄せられた。
夫の珍しい名字が嫌いで、「このままでは子供がかわいそうだ」と感じるようになった女性。深い悩みをまとめた投稿が、掲示板で話題を集めた。
■夫の名字が「尻」
海外で暮らす既婚女性が、子供たちが夫の名字を名乗ることに大きな不安を抱いている。夫の名字は「Butt」で、「尻・けつ」という意味がある。これが子供たちの名字として受け継がれていくことを考えると、女性はいたたまれない気持ちになるのだ。
「僕の名前は尻です」と自己紹介するたび、笑われる我が子の姿を想像して耐えられなくなった女性は、自分の名字を名乗らせるなど、別の選択肢を検討すべきだと考えるようになった。
■夫を説得したい妻の思い
女性は、家族の名を大事にし、子孫に引き継ぐべきだという考え方も理解している。あらゆる場面で子供を守ることが不可能だということも、分かっているつもりだ。
ただ夫が気持ちを理解してくれれば、変更に向け準備を進めてやりたいと思うのだが、夫をどう説得すべきか分からず困っているという。そんな女性が掲示板『Reddit』に投稿し、ユーザーたちの意見・アドバイスを求めた。
■同情の声が噴出
投稿を読んだ掲示板ユーザーたちは女性の気持ちを理解し、「心配するのは当たり前」「この名を子供に受け継がせたくないと思うのは当然のこと」といったコメントを多数書き込んでいる。
「あなたも親なのだから、自分の名字に合わせるといったアイデアを出す権利はある」「普通の名字のほうが子供にとっても楽ではないか」といった意見もある。
■珍しい名字にはメリットも
結婚する時点で妻の名字を選択する方法もあるが、日本では約95%の女性が結婚にあたって夫の名字を選ぶという。また珍しい名字はデメリットばかりではなく、覚えやすくてインパクトも大きいため、「気に入っている」という人もいる。
親が子を心配する気持ちは当然としても、思いつめる前に家族や親戚に正直な意見・感想を聞いてみるのがいいだろう。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)