怯える女性にSNS友達申請を要求した男 「会おう」とメッセージ連発後に逮捕に
怯える女性から金を受け取り、「友達リクエストを送れ」と要求した男。承認後にせっせとメッセージを送信し、その後に逮捕された。
見知らぬ女性に迫り、「家に入れろ」と命じた男。その後の奇妙な行動と逮捕までの経緯について、『People』などアメリカのメディアが伝えた。
■銃を突きつけられた女性
5月8日のこと、アメリカ・インディアナ州インディアナポリスで暮らす女性が、仕事を終えて午前4時頃に帰宅。家の前で郵便物をチェックしていたところ、見知らぬ男がいきなり近づき銃を取り出した。
驚く女性に対し、男は「俺を家に入れろ」と要求。恐ろしい展開に女性は動揺しつつ、男をあきらめさせる良い方法がないか必死に考えた。
■意外な要求に驚いた女性
望みは金かもしれないと考えた女性が、慌てて現金100ドル(約1万4,448円)を取り出し手渡したところ、男は銃口を女性に向けて意外な要求を始めた。
それは「Facebookで俺に友達リクエストを送信してくれ」というものだった。想定外のことに戸惑ったものの、「言うことを聞けば帰ってくれるかもしれない」と考えた女性は、男が指定するページにリクエストを送信した。
男は自分のプロフィールにリクエストが送られたことを確認し、その場を後にしたという。
■続々届いたメッセージ
その直後、男は容姿の良い女性をすっかり気に入ったらしく、何度もメッセージを送ってきた。
メッセージには「君があまりにも美人だから、金を強奪できなかった」「なあ、会おうぜ」「(事件の日に受け取った100ドルは)ちゃんと返す」などと書いてあったそうだ。
女性から通報を受けた警察は、すぐに捜査を開始。ほどなくして男の身元を特定し、身柄を確保した。
■「今も怖い」と語る女性
大変怖い思いをした女性がメディアの取材に応じ、「自分の自宅だというのに、あの男のせいで安心できる場所とは思えなくなってしまいました」と、事件発生からずっと抱えている不安な気持ちを吐露した。
絶対に安全な場所であるべき自宅やその敷地で、思いもよらない事件が発生することがある。女性が現金を差し出すなどしうまく大きな被害を回避できたのは、不幸中の幸いだった。
・合わせて読みたい→50代男が自宅敷地で遊ぶ10代少女を攻撃 「犯罪者かと思い怖かった」
(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)