家出を決意したはずなのに… 考えを変えさせた母親の行動が「1枚上手すぎる」と話題
親子喧嘩で家出を決意した小学生男児。母親の“ある行動”で改心し「すごい」と反響を呼んだ。
漫画家・やしろあずき氏が3日、自身の公式ツイッターを更新。家出を試みた際の漫画をアップし、母親の対応に反響が集まっている。
■小学生時代に家出宣言
やしろ氏は「僕が家出に失敗した話」と題して漫画をアップ。小学校高学年の頃に行った母親とのやり取りを描いた。
喧嘩で吹っ切れたやしろ氏は「もう出ていくわ決めた じゃあなババァ!! 子供だって何をしても自分の自由なんだよ!!」と宣言する。
すると母親は「じゃあ母さんはアンタの家出についていくかね!!」と言い、「は!? 何でだよ」とやしろ氏。「アンタが自由なら母さんだって何をしても自由だろ!!」と持論を突きつけ、家出についていくことに。
■母親の親切心
やしろ氏は外に出て古本屋で時間を潰すが、母親も一緒に訪れる。ムキになって家出したやしろ氏だが、母親は気遣って声をかけた。
「お腹すいたね、ラーメンでも食べるかい!! どうせお金ないだろ!! 母さんが出すよ!!」と食事に誘う。1度は決別を告げたやしろ氏だが、限界が来たようで「え…ああ…」と同行。
一緒にラーメンをすすり、親切にしてくれた母親の寛大さに「…ごめんなさい…」と謝罪。母親は「いいよ!! 食べたら帰るよ!!」と受け止め、やしろ氏は「帰って寝た」と家出を断念したのだった。
■称賛の声集まる
やしろ氏の漫画を見たファンからは、「お母様の愛情と機転が存分に感じられて大好きです」「相変わらずお母様が1枚上手っすね」「素直に母ちゃんがすごいと思う」など、母親の振る舞いに称賛の声が集まった。
「あたしもババァの子に生まれたかった」とコメントするファンも見られた。