伊藤沙莉、幼少期は「家が一時なかった」 一家離散の壮絶な過去を語る
3日放送の『しゃべくり007』に出演の女優・伊藤沙莉。母からのサプライズメッセージに目元を拭う一幕も。
3日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に、女優の伊藤沙莉が出演。貧乏暮らしだった幼少期について明かし、視聴者の注目を集めている。
■それぞれ別の家に
「大逆転女優 波乱万丈すぎる29年」をテーマに、伊藤の半生に迫った今回の放送。映画やドラマなど数々のヒット作に出演し、いまや大女優とも呼べる伊藤だが、幼少期には「家がなかった」と語るほど、大変な生活を送っていたようだ。
いわく「父の仕事の関係」で、伯母の家に移ることになった伊藤家。そこからさらに、事情により伯母の家からも出なければいけないとなったときに、住む家がなくなってしまったそう。
伊藤は友人の家に、姉と兄・オズワルドの伊藤俊介は幼馴染の家に、母は軽トラックで寝泊まりという状態になったという。
■床で食事をしていたが…
そのあいだに母がなんとか家を探し、ようやく住む場所が見つかったようだ。玄関を開けるとすぐに風呂があるなど特殊なつくりで、脱衣所がなく、寝室も狭いために布団を3枚敷いて伯母ふくめた5人で寝ていたと話す。
小学2年生くらいまではそのアパートに住み、今度は団地に引っ越すことに。そこまで広くはなかったものの、これまでは床でご飯を食べていたところ、ダイニングテーブルで食事を取るようになるなど、生活に変化があったようだ。
■視聴者「大変な人生を…」
「団地って初めてで嬉しかった」「家に廊下があるって初めてで」「豪邸だ(と思った)」と明るく振り返った伊藤。
視聴者からは「苦労人なのは知ってたけど…」「けっこう衝撃的だった! 大変な人生を送ってきたんだね」「沙莉ちゃんから感じる強さは、逆境あってのこと」「兄もそうだけど、伊藤家ほんとにスゴい」と多くの反響が寄せられていた。
■母から感動メッセージ
団地に引っ越した際、伊藤は母から「いつかいい家に住むときがあっても、その団地を豪邸だって思った気持ちは忘れないでね」と言われそうだ。
最後は、サプライズでそんな母より「感謝の気持ちを忘れずに」「家族は全員沙莉の味方であり、そばに居るから」と、日頃の想いをつづったメッセージが寄せられた。
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(文/Sirabee 編集部・東水 壮太)