“男女共同の水泳授業”が物議 「嫌で当然」「なぜ学校プールだけ」賛否両論の声
男女共同で水泳の授業を受けることに対し、抵抗感を訴える中高生。それに対し、「プールや海に遊びに行くのは平気なんでしょ?」との声も…。
夏を迎え、水泳の授業が始まる、始まったという学生も多いだろう。そんな中、ツイッターでは“男女共同で”水泳授業を行うことに対して疑問の声が上がり、賛否両論が飛び交っている。
■男女共同の水泳授業に疑問の声
ことの発端はツイッターで上がった、「もうすぐ体育で水泳授業が始まるからテンションがた落ち。小学校までならいいとして中学で男女一緒はキツい」「高校生になっても男女でプールの授業一緒とかどないなってんねん」などといった、嘆きや怒りの声。
水泳の授業といえば水着を着用する必要がある。それにより普段よりも体の露出度が高くなり、抵抗を感じてしまうというのは昔からよくある悩みだろう。
専門家によると、今こうして声が上がっている要因は、コロナ禍の影響で水泳の授業が数年行われておらず、慣れていないことで“拒否感”が強調されていることだという。
■「中学生ならいやで当然」
コロナ禍によってマスクを外すことにさえ抵抗感がある人がいるという状況下で、露出度の高い水着というものに抵抗を感じるのも無理はないといえるだろう。
この疑問の声に「自分は野郎だけども気持ちわかるかも…」「中学生なら嫌で当然だと思う」と理解を示す人はおり、「これむっちゃ嫌だった…不登校になりかけた」との経験談も上がっている。
■「なぜ学校プールだけ?」
一方で「男も女もムラムラして当たり前だし、その気持ちをコントロールするトレーニングだと思う」「思春期だからこそ一緒に授業、とも思うんだけどな。ジロジロ見られるのが嫌というが案外ジロジロ見てないものよ」との声もあり、“男女共同”ということにこそ意味があると考える人もいるよう。
また、「思春期の女子中高生だってプールや海に遊びに行くのは平気なんでしょ? 男女共同の水泳授業よりも見られる人数多いよ?」「スイミングスクールやクラブや水泳部は男女一緒よね? レジャー用プールも。海水浴も。なぜ学校プールだけ?」と疑問に感じる人も。
「権利とか多様性とかジェンダーレスとか大事なのは理解できる。ただ、嫌とか恥ずかしいとか慣れてないとか。ワガママとの境界はどこ?」との声も上がっている。
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(文/Sirabee 編集部・今井のか)