ラスベガスの通りにポケモンの名前 「カビゴン通り」や「ゼニガメ通り」も
「『カビゴン通り』はいつも通行止めになってそう」。ラスベガスの新興住宅地の名前が話題に。
ラスベガスの新興住宅開発地区で、「ゼニガメ」「カビゴン」など、ポケットモンスターの名前にちなんで名付けられた通りや地区が話題になっている。『Next Shark』『KLAS 8』などの海外メディアが報じた。
■「ポケモン」通り
アメリカの不動産会社ハーモニー・ホームズは、ネバダ州ラスベガスのヘンダーソン地区にポケットモンスター(以下ポケモン)をテーマにした通りの名前を付けることを決定した。
それらの名前は「Squirtle(ゼニガメ)レーン」「Snorlax(カビゴン)レーン」「Jigglypuff(プリン)広場」などで、実際に地図アプリからも確認することができるようだ。
■名前かぶりを避けた結果
住宅開発のプロジェクトマネージャーであるアンドレア・ミラーさんはメディアの取材に対して、ポケモンの名前を使用した理由は「普段あまり使われないものだから選んだ」と答えた。
新しい地区の名前を提出する際には、多くの名前がすでに他の場所でも使用されている可能性があり、決定するまでに非常に長い時間を要することがある。
その点、ポケモンの名前を使えば、名前がかぶってしまう心配はほとんどしなくていいというわけだ。
■息子たちがポケモンに夢中
ミラーさんにはポケモンに夢中な11歳と14歳の2人の息子がおり、そこからシリーズの最も象徴的なキャラクターにちなんで、通りの名前をつけることを思いついたのだという。
また「ポケモンの名前には思わずクスッとくるようなものがあります」「仕事で嫌なことがあった日に、『プリン通り』に帰ってくるところを想像してください。それだけで笑顔になれるはずです」と語った。
■許可を取らなくて大丈夫?
SNSでは「プリン通りに住んでるって人に言いたくないよね」「オハイオ州にはナイキ通りやアシックス通りがあるよ」「カビゴン通りは年中通行止めになってそう」などのコメントが寄せられている。
また、「名前を使用する許可は取ったの?」「ブランドイメージを損なわないよう気をつけて」「任天堂、史上最大の訴訟を準備中」など、地名にポケモンの名前を付けることを危惧する声も多く見られた。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)