4割以上の人が気にしているニオイとは 「足が臭くて座敷にあがれない…」
汗だくで足のニオイが気になる日に限って、飲み会の会場が座敷…。
■足のニオイが気になる
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で45.2%の人が「足のニオイが気になって座敷での会食に行きたくないと思ったことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は45.6%、女性は44.8%という結果になっている。
■汗だくで駆け付けた飲み会がお座敷
編集部が話しを聞いた40代の男性は、「外回りをして汗だくで駆け付けた飲み会が座敷で。靴を脱いだ瞬間漂ったニオイに、来なければよかったと思いました」と述べた。
とりあえず、手前の席で足を投げ出さないよう縮こまって過ごしたそうだが、臭くて不快な思いをさせているのではないかと気になって楽しめなかったという。
■靴下の替えを忘れた日に限って…
学生時代の飲み会で恥ずかしい思いをしたという30代の女性は、「テニスサークルで、練習の後に飲み会があったのですが、靴下の替えを忘れた日に限って座敷で…」と述べた。
まさか自分でもそこまで臭うとは思わず、恥ずかしくて大慌て。周囲の人に気付かれつつ、トイレへ足を洗いに走った瞬間の恥ずかしさを今でも忘れられないという。
■原因は足の常在菌?
足が臭くなるのは、常在菌が足の汗や皮脂、古い角質を分解することで発生する「イソ吉草酸(きっそうさん)」や「酢酸」が原因だという。足は汗をかきやすいうえに、靴や靴下で蒸れた高温多湿な環境下では雑菌が繁殖しやすくなる。
そうならないためには、ローテーションして同じ靴を履き続けない、抗菌防臭効果のある靴下を履く、消臭スプレーを使う、などの工夫も必要かもしれない。
また、足の角質や皮脂が雑菌を増殖させることから、ピーリング剤やスクラブ、足用ソープなどを使ってしっかりケアするのもオススメのよう。自分に合ったニオイ対策を見つけて、心置きなく会食を楽しみたいものだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ゆきのすけ)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)